「花や緑が好きな人の割合」「自宅で育てている植物の種類」 4000人調査の結果は?:プラネット調べ(1/2 ページ)
プラネットは、「園芸・花や緑のある生活に関する意識調査」を実施した。自宅での生活に花や緑を採り入れた人の理由で最も多かったのは「花や緑が好きだから」だった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
調査会社のプラネット(東京都港区)は、「園芸・花や緑のある生活に関する意識調査」を実施した。自宅での生活に花や緑を採り入れた理由を聞いたところ、最も多かったのは「花や緑が好きだから」(37.6%)だった。
次いで、「花や緑が美しいから」(37.1%)、「リラックスしたい、癒されたいから」(31.5%)、「季節の変化を感じたいから」(26.7%)、「心豊かな暮らしをしたいから」(23.7%)という結果に。
プラネットは、「生活に花や緑を採り入れるかどうかは、本人の嗜好や意向が何よりも強く、周りからの影響や、人に見せたいという気持ちがきっかけになることはあまりないようだ」とコメントした。
花や緑が好きか?
花や緑が好きか尋ねたところ、「好き」と答えた人は37.2%、「やや好き」は24.1%だった。男女とも年齢が上がるほど「好き」の割合は高く、特に「男性・70代以上」は52.8%、「女性・60代」は56.7%、「女性・70代以上」は71.4%だった。
「自宅に庭、ベランダ・バルコニーがあるか」と「花や緑が好きかどうか」の関係を分析した。花や緑が好きで「庭がある」と回答した人は45.0%、「ベランダ・バルコニーがある」は40.9%と大きな差は見られなかった。一方、「庭・ベランダ・バルコニーはない」という人で「花や緑が好き」と答えた人は18.1%だった。
自宅で植物を育てている人に、育てているものは何か聞いた。1位は「花」(30.3%)、2位は「観葉植物(屋内)」(27.6%)、3位は「樹木」(26.6%)だった。一方で、「育てたことがない」は26.6%、「育てていたがやめた」は15.4%となった。
花や緑を育てていると回答した人は、女性より男性の割合が高かった。女性と比べて、「花」は男性が4.0ポイント、「樹木」は8.1ポイントも高かった。4位の「家庭菜園(庭)」も、男性が6.6ポイント高い結果となった。「観葉植物(屋内)」は女性のほうが4ポイント程度高かった。
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