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現役東大生「自ら進んで勉強」は少数派? 親の"指示受け"が6割超:東大生は本当に勉強好きか(3/3 ページ)
ひまわり教育研究センターは、現役東大生に「子供の頃の過ごし方」に関するアンケート調査を実施した。その結果、現役東大生の男子72%、女子55%が小学生の時に両親から「勉強しなさい」と言われていたことが分かった。
両親から何回くらい「勉強しなさい」と言われたか
最後に「小学生の頃、1日何回くらい両親から勉強しなさいと言われたか」と聞くと「毎日ではないが時々言われた」(30%)が最も多く、「1日に1〜2回」「1日3〜4回」「1日5回以上」を含めると、64%が両親から勉強するよう指示を受けている結果となった。「言われたことがない」は24%だった。
回答を男女別に見ると、「勉強しなさいと言われたことがない」は男子で18人、女子で33人と大きな差が見られた。「両親から勉強しなさいと言われていた」は男子76人(72%)、女子56人(55%)で、東大生の男子の中でも毎日5回以上「両親から勉強しなさい」と言われていた子供が17人(16%)いたことが分かった。
これらの結果から、ひまわり教育研究センターは(1)いい成績をとることが一番の勉強のモチベーションにつながる(2)現役東大生の多くは小学生の頃に親から勉強しなさいと言われている。「自ら進んで勉強している」という子だった現役東大生は少数派(3)男子は女子よりも声かけが必要――としている。
調査は2月17〜19日、ゼネラルリサーチによるインターネット調査で実施。調査対象者は現役東大生220人(内訳:男子106人、女子101人、回答しない13人)。
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