丸亀製麺のうどん弁当が2000万食を突破 増収にも寄与
丸亀製麺は、「丸亀うどん弁当」が累計販売数2000万食を突破したと発表した。これを記念して4月15〜17日まで「丸亀うどん弁当 2000万食ありがとうキャンペーン」を実施する。
丸亀製麺は、「丸亀うどん弁当」が累計販売数2000万食を突破したと発表した。これを記念して4月15〜17日まで「丸亀うどん弁当 2000万食ありがとうキャンペーン」を実施する。キャンペーンの応募にTwitterを用いることによって、情報拡散と利用者拡大を狙う。
キャンペーンでは、抽選で合計2000人に「丸亀うどん弁当にも利用できる50円引きクーポン」と「丸亀うどん弁当専用バック付き自転車」を提供する。
丸亀うどん弁当は、2021年4月の発売から1周年を迎える持ち帰り専用商品だ。打ち立てのうどんと天ぷら、おかずを詰めた弁当で390円から提供する。定番のおかずには、野菜バラ天、ちくわ磯辺天、きんぴらごぼう、玉子焼きの4種類を入れ、「冷たいぶっかけうどん」か「温かいかけうどん」を選べるようにした。季節ごとにメニューを変え、これまで20種類以上を販売している。
トリドールホールディングスの広報に、2000万食を突破するほどヒットした理由を、どう分析しているか聞いた。
「どこでも手軽に本格的なうどんがお手頃価格でお召し上がりいただけることがご支持いただけた理由と考えております。今後もご注文をいただいてから打ち立てのうどんを詰め、季節を感じられる天ぷらやお客さまに喜んでいただけるようなお弁当を提供していきたいと思います」
同社が2月に発表した22年3月期第3四半期の決算資料を見ると、丸亀製麺の売上収益は、テークアウトの強化が寄与し、既存店は前年同期比12.3%の増収、全体では16.0%の増収を達成している。
リクルートの調査によれば、「当分は様子を見て外食を控える」と答えた人が32.5%にのぼった。コロナ禍のテークアウト需要に対応して、どこまで売り上げを伸ばせるか。
関連記事
- 止まらないウナギロンダリング 漁業者搾取の謎ルールに支えられる「黒いウナギ」に未来はあるか
今年もウナギ業界最大のイベント「土用の丑の日」がやってきた――。 - 絶滅危惧のウナギーー横行する“密漁・密輸”がもたらす「希望なき未来」
今年も「土用の丑の日」が7月27日にやってくる――。長年にわたってウナギを初めとした資源管理政策を研究してきた気鋭の研究者が、業界の闇に切り込む3回シリーズの前編。 - 「絶滅危機」のウナギ、真の復活への道とは
明日7月27日に、ウナギ業界最大のイベント「土用の丑の日」を迎える――。お祭り騒ぎの舞台裏を支えるのは、台湾から香港を経由した稚魚の密輸である「ウナギロンダリング」や、暴力団が関与した密漁であることは「公然の秘密」だ。長年にわたってウナギを初めとした資源管理政策を研究してきた気鋭の研究者が、業界の闇に切り込む3回シリーズの最終回。 - “ウナギ密漁”の実態を追う――「まるでルパン三世の逃走劇」
今年も「土用の丑の日」が7月27日にやってくる――。長年にわたってウナギを初めとした資源管理政策を研究してきた気鋭の研究者が、業界の闇に切り込む3回シリーズの中編。 - ウナギ業界の「異常」にイオン、岡山のベンチャーが立ち向かう理由
今年もウナギ業界最大のお祭り「土用の丑の日」がやってきた。だが、そのお祭りを支えるのは、暴力団による密漁、そして香港を経由した「密輸ロンダリング」など、「異常」とも呼べる数々の違法行為だ。遅々として進まない日本政府の取り組みを尻目に、イオンや岡山のベンチャー企業「エーゼロ」は持続可能な養殖に向けて挑戦を始めている――。 - 「奇跡のウナギ缶詰」物語――“日本一の防災”目指し始まった「町おこし」
高知県の黒潮町缶詰製作所で作られている「奇跡のウナギ缶詰」を巡る物語――。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.