今年のゴールデンウイークは外出派が増加:インテージ調べ
インテージが実施したゴールデンウイークの予定についての調査によると、「自宅で過ごす」が最多も、「ショッピング」「外食」「国内旅行」はいずれも昨年より2倍以上増加した。
マーケティング事業を行うインテージ(東京都千代田区)は、ゴールデンウイークの予定について調査した。最も多かったのは、「自宅で過ごす」(59.9%)だったが、一方で「ショッピング」(31.7%)、「外食」(28.0%)、「国内旅行」(19.7%)はいずれも昨年より2倍以上増加した。
また、「非同居の家族・親類の来訪・一緒に外出」「実家に帰省する」「友人・知人と会う」「映画・美術館・エンタメ施設/テーマパークなど」も昨年より増加。同社は、「感染者数のリバウンドはあるものの、ワクチン接種も進み、アクティブに楽しもうとする気持ちが反映された」としている。
ゴールデンウイーク期間中の休める日数のトータルでは、カレンダー通りの「8日」は14.4%、67.3%は「7日以下」となった。一方で「9日以上」は18.3%だった。
連休日数については、カレンダー通りの「3連休」(30.1%)が最多となった。一方で、平日の休みを加えて3連休以上の休暇を取得する人も約4割となり、積極的な連休取得を勧める企業も増えているようだ。
自宅での過ごし方については、「インターネットをする」(74.0%)、「テレビやDVDを観る」(68.0%)、「インターネットで動画視聴」(50.3%)が上位を占めた。なかでも「テレビやDVDを観る」は16.6ポイント、「インターネットで動画視聴」は6.5ポイントと、昨年から大きく増加。外出予定の人が増えた一方で、これまでのようにおうち時間を楽しむ人も一定数いるとみられる。
ゴールデンウイークの予算の平均金額は1万6407円となり、昨年(1万473円)から5934円(前年比156.7%)増加。コロナ禍1年目の2020年と比較すると約2倍となった。
今回の調査は、全国の15〜79歳の男女を対象に、インターネットで実施した。期間は4月4〜6日、有効回答数は2622人。
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