ファミマ、電動キックボードシェアのLuupと資本業務提携 専用駐輪スペース設置を加速:マーケティング面での連携も
ファミリーマートは電動キックボードシェアのLuupと資本業務提携契約を締結した。店舗へのポート設置を加速する。マーケティング面での連携も実施し、街全体の利便性向上・活性化を目指す。
ファミリーマートは4月22日、電動シェアサイクル・キックボードシェアのLuup(東京都渋谷区)と資本業務提携契約を締結したと発表した。街全体の利便性向上、活性化を目指し、ファミリーマート(以下、ファミマ)店舗への専用駐輪スペース設置とマーケティング面での連携を行う。
Loopは、一人乗りのマイクロモビリティのシェアリングサービス「LUUP」を運営している。ファミマは今後、LUUPの専用駐輪スペース(ポート)設置を加速させていく。ファミマは20年からLuupと連携を開始し、都内の数店舗にLUUPのポートを設置しており、その規模を拡大。現時点でのLUUP展開エリアである東京・大阪・京都・横浜への導入だけでなく、LUUPのエリア拡大に合わせて地方都市の店舗への設置も進める予定だという。
また、ファミマの店舗利用者によるLUUP利用、LUUPユーザーのファミマ店舗利用をそれぞれ促進すべく、共同でのマーケティング施策を検討・実行する。デジタルサイネージの活用を含むファミマ店内でのLUUPの広告展開や、LUUPユーザーへのファミマ商品のプロモーション施策実施などを検討しているという。
両社が所有する顧客データ・移動データや、店舗網・ポート網を活用し、新サービスの提供も検討している。
ファミマは「LUUPのサービスの安全性向上についても、店頭での啓発活動や告知を通して両社で取り組みを進めてていく。安全・安心を伴った形での街全体の利便性向上・活性化を目指す」とコメントした。
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