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ゲームフリーク、「選択式週休3日制」導入 『ポケットモンスター』シリーズの開発元
人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの開発を手掛けるゲームフリークが、育児や介護が必要な社員を対象に「選択式週休3日制」を導入した。給与・賞与は、通常の週休2日制で勤務する社員の8割になるものの、平日の1日を休日にできるようにする。
人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの開発を手掛けるゲームフリーク(東京都千代田区)は4月26日、育児や介護が必要な社員を対象に「選択式週休3日制」を導入したと発表した。給与・賞与は通常の週休2日制で勤務する社員の8割になるものの、平日の1日を休日にできるようにする。パナソニックや日立など日系企業では、週休3日制の導入を検討する動きが相次いでいる。
小学生以下の子どもの育児や、家族の介護・看護が必要な正社員が対象。平日の1日を休日として月初の1日に申請し、月末まで1カ月単位で利用する。労働時間は1日8時間の週32時間となる。
同社は「子どもの夏休み期間や、一時的な介護・看護など社員の事情に合わせて活用できる。選択式週休3日制の導入で、より柔軟に個々の事情に合わせた働き方が実現できる」としている。
ゲームフリークは1989年4月設立のゲーム開発企業。『ポケットモンスター 赤・緑』など歴代のポケモンゲームシリーズの開発を手掛けており、2月には新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』を今冬に発売すると発表している。
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