ニュース
吉野家、開発期間10年の「親子丼」発売 幹部の「生娘をシャブ漬け戦略」発言でPR自粛(1/2 ページ)
吉野家が「親子丼」の販売を全国の店舗で始めた。2012年に販売していた商品を、10年の開発期間をかけて復活させた。ただ、伊東正明常務の外部講演会での不適切発言を受け、広報活動を自粛。同日に予定していた発表会も中止した。
吉野家は4月19日、「親子丼」の販売を全国の店舗で始めた。2012年に販売していた商品を、10年の開発期間をかけて復活させた。ただ、伊東正明常務の外部講演会での不適切発言を受け、広報活動を自粛。同日に予定していた発表会も中止した。
同社は公式Webサイトで親子丼について「とろりなめらかな玉子、ぷりっとした鶏肉、シャキっとした玉ねぎ、それぞれの食感を楽しめる吉野家特製たれをたっぷりと使った一品」と紹介。同社は「箸やレンゲが止まらない、うまい・ やすい『親子丼』をコンセプトに商品開発を進めた」としている。
同社が開示している「食材の原産地情報」によると、鶏肉にはタイ産、玉ねぎは中国産を使用しているという。価格はそれぞれ437円(並盛)、624円(大盛)。
関連記事
- 「処分を含め厳正に対応」 吉野家、取締役の「生娘をシャブ漬け戦略」発言で見解
吉野家の常務取締役が早稲田大学の社会人向けマーケティング講座で不適切発言した問題で、同社は取締役の処遇について「本件を受け、 社内規定に則って当人への処分を含め厳正に対応を進めていく」と明らかにした。 - 吉野家、取締役の不適切発言で謝罪 若手女性向け自社戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」
吉野家が常務取締役が外部の講演で不適切発言をしたとして謝罪した。同社はユーザーや講演会の受講生に対して「多大なるご迷惑とご不快な思いをさせ、深くお詫び申し上げる」と陳謝している。 - 国土交通省、トヨタ「ハリアー」「シエンタ」など12車種・約35万台リコール ブレーキ不具合などで
国土交通省は、ブレーキなどに不具合があったとしてトヨタ自動車から「ハリアー」「シエンタ」など12車種、約35万台をリコール対象とする届け出があったと発表した。 - ソニーG、人気ゲーム「フォートナイト」開発元に1250億円追加出資 出資元が「PS5」のSIEでない理由
ソニーグループが人気オンラインゲーム「フォートナイト」の開発などを手掛ける、米エピックゲームズに約10億ドル(約1250億円)を追加出資すると発表した。同社は仮想空間「メタバース」領域での連携強化などを主な狙いとしている。 - 民放テレビ局10社、地上波番組をネット同時配信 きょうから「TVer」で
民放10局が地上波で放送するテレビ番組をネットで同時配信する「地上波リアルタイム配信」を解禁する。4月11日午後7時以降に放送する番組が対象で、民放公式テレビ配信サービス「TVer」で視聴できるようにする。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.