お金は「妻が管理」63% 夫婦別々で管理も半数
保険マンモスは、結婚している男女250人に「結婚後のお金の管理に関するアンケート調査」を実施した。夫婦でお金の管理を分けているか聞いたところ、「分けている」が46%、「分けていない」は54%で、およそ半々という結果になった。
仕事に役立つ調査データ:
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保険相談サービスを提供する保険マンモス(東京都港区)は、結婚している男女250人を対象に「結婚後のお金の管理に関するアンケート調査」を実施した。夫婦でお金の管理を分けているか聞いたところ、「分けている」が46%、「分けていない」は54%で、およそ半々という結果になった。
夫婦でお金の管理を「分けている」と回答した114人に、その理由とメリットを尋ねた。
1位は「自分のお金はお互いに気兼ねなく使える」(36人)、2位は「自分の物が自分の判断で買える」(27人)、3位は「相手に相談せずに使える」(20人)だった。
お金を別々で管理している場合、「お互いに欲しいものを自分の判断で購入することができるため、ストレスもなく購入した物のことで喧嘩になることがない」という声が多かった。また「プレゼントを買う時はこっそり買うことができる」という声もあった。
反対に、夫婦でお金を一緒に管理すると答えた136人に、その理由とメリットを聞いた。
1位は「家計の収支をしっかり把握できる」(66人)、2位は「管理がしやすい」(23人)、3位は「無駄遣いが防げる」(17人)だった。
お金を夫婦で一緒に管理している場合、互いの収入や支出の内容も把握できるため、世帯単位で家計の管理がしっかりとできるという意見が多かった。
夫婦でお金の管理を分けるデメリット、分けないデメリット
夫婦でお金の管理を「分けている」と回答した人にデメリットを聞いたところ、1位は「相手が何にいくら使っているのか把握できない」(42人)、2位は「夫婦全体でお金がいくらあるのか把握できない」(38人)、3位は「お互いに持っている金額を把握できない」(28人)という結果になった。
お金の管理が別々の場合、相手に気を使わずに自分の好きな物を購入できる環境にあるため、「お金を使いすぎる」という声や、相手が何にお金を使っているのかが分からないため「夫婦でありながら他人のような気持ちの隔たりを感じる」という声もあった。
相手が何にいくら使っているのか把握できないため、世帯収入と支出が把握できない点が大きなデメリットになっているようだ。
夫婦でお金を一緒に管理していると回答した人に、そのデメリットを尋ねた。1位は「お互い自分のことにお金を使いにくい」(88人)、2位は「大きな買い物をしたい時は相談が必要」(28人)、3位は「使い方が丸わかりで隠し事ができない」(11人)であった。
「お金を使うことに対しての罪悪感を感じる」「相手の出費にイライラしてしまう」「相手がたくさん使った時に不公平感を感じる」など、「自分のことにお金を使いにくい環境が窮屈だ」と感じている人が多かった。
互いの収入や収支が見えるため家計の管理はしやすいものの、自由にお金を使いにくい点が夫婦でお金を一緒に管理するデメリットとなっているようだ。
夫婦どちらがお金を管理している?
夫婦でお金を一緒に管理していると答えた人に、どちらがお金を管理しているか聞いたところ、妻が63%、夫が38%となった。
夫婦でお金の管理を一緒にしている場合、管理する側が相手に毎月お小遣いを渡し、自分の自由にできるお金は原則お小遣いの範囲内で対応している家庭が多いことが分かった。
調査は結婚している男女250人を対象に、4月4〜8日、インターネットで行った。
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