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富士山の麓、河口湖に商業施設「旅の駅 kawaguchiko base」 6月11日オープン:ワイナリーや宿泊施設も
山梨県富士河口湖町に、物販やレストランを併設した商業施設「旅の駅 kawaguchiko base」がオープンする。ワイナリーや宿泊施設も順次オープンしていく予定。
大伴リゾートは6月11日、山梨県の河口湖エリアに物販やレストランを併設した商業施設「旅の駅 kawaguchiko base」をオープンする。地元野菜や名産品を販売するほか、8月にはワイナリー、2023年春にはグランピングが楽しめる宿泊施設の開業も予定している。
同施設は、国道137号沿い、約1万3701平方メートル(坪数4151)の敷地内に物販店舗やレストラン、カフェを併設。普通車200台以上、大型観光バス9台分の駐車場を設け、地元住民のほか、国内外の観光客をターゲットとしている。
山梨の豊かな自然とともに成長していきたいという思いから、建物周辺や駐車場は緑の多いデザインとし、旅の駅全体が公園のような設計にしたという。
物販エリアの「あさま市場」では、地域で採れた新鮮野菜や工芸製品、土産品などを販売。その他、イベントやワークショップを開催できる多目的スペースを設け、マルシェの定期開催なども計画している。
同施設がオープンする富士河口湖町は、首都圏から自家用車や電車を利用して日帰りできる距離にある観光地。「令和元年山梨県観光入込客統計調査報告書」によると、山梨県では近隣の富士吉田市に次いで観光客数が2番目に多い地域となっている。
施設周辺には「河口湖オルゴールの森美術館」や「河口湖猿まわし劇場」などの観光スポットが多数あり、今後も観光客数が増加していくことが予想されている。
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