高額な買い物はリボ払い派多数も 利息の計算はしている?:調査で判明
お金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」を運営するタンタカ(東京都江東区)は、リボ払いに関するアンケートを実施し、リボ払いをする前に支払う利息や手数料を、74.3%の人が計算しないまま利用していることが分かった。
仕事に役立つ調査データ:
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お金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」を運営するタンタカ(東京都江東区)は、リボ払いに関するアンケートを実施した。リボ払いをする前に支払う利息や手数料を計算する人は25.7%にとどまることが分かった。
リボ払いと分割払いの違いを理解している人は、60%(180人)となった。リボ払いと分割払いには回数を分けて支払うという共通点はあるものの、支払いの仕組みは大きく異なっている。
リボ払いは、毎月の返済額を3000円、5000円など一定額に自分で設定して返済する方法。一回あたりの返済額の負担は軽いが、利用残高(総額)に対して手数料がかかるため、返済全額が利用残高の支払いになるわけではない。また、追加利用すると返済期間が延び、その分手数料が増える仕組みになっている。
現在のリボ払いの残高について尋ねたところ、55.0%(165人)が支払いを終えており、次いで「3万〜5万円未満」で8.0%(24人)、「1万〜3万円未満」で6.3%(19人)、「7万〜10万円未満」で5.7%(17人)となった。
最初にリボ払いしたきっかけは、「買い物のため」が最多となった。中でも「どうしても欲しいものがあったが、一括で払えなかったから」「高価な買い物は分割でも月々の支払いが高く、定額のリボ払いなら大丈夫だと思った」など高価な買い物の際に利用したという声が多く寄せられた。
その他、「手持ちがなかった」「残高が少なかったから」「カードの支払いが間に合いそうになかったから」など「お金に困っていた/使いすぎていた」という意見や、「銀行やカード会社のキャンペーンがきっかけで」「仕組みをよく分かっていないまま始めた」といった声があがった。
調査は、4月19〜21日にクラウドワークスによるWebアンケートで実施した。有効回答数は300。
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