車の買い替えを検討する車種は? 年代や性別から見える傾向:人気の車種について調査(1/2 ページ)
車の購入や買い替えを検討している方の多くは、使い勝手の良さや安全面を考慮して選ぶ傾向が。
新車・中古車販売事業を行うネクステージ(名古屋市)は、車の購入や買い替えに関する調査を実施した。メーカーやボディタイプ、カラーなど、どのような車種が人気を集めたのだろうか。
車の購入・買い替えを検討しているメーカーを尋ねたところ、8割以上が「国産メーカー」と回答した。内訳は「トヨタ」が最も多く33.0%、「ホンダ」(12.9%)、「日産」(12.0%)と、日本の主要メーカー3社だけで全体の約半数を占めた。
一方、「輸入車」との回答は8.7%にとどまった。ネクステージは「輸入車は維持費や故障を考えると、実際に候補として検討するのはハードルが高いと感じている可能性がある」とコメントした。また、10.2%は「特にない」と回答しており、メーカーをそれほど気にしない人も一定数いることが分かった。
検討しているボディタイプは「軽自動車」(20.0%)が最多で、「コンパクトカー」(18.9%)、「SUV/クロカン」(18.7%)と続いた。運転しやすく小回りもきくタイプやアウトドアシーンにも活躍するタイプが上位を占めており、実用性の高さを求める人が多いようだ。
男女別・年齢別で見ると、男性の20〜29歳では「SUV/クロカン」の人気が高く、30〜39歳は「ミニバン」が支持されていた。同社は、「20代は自分が欲しい車種を選ぶ傾向にあり、30代は結婚や子どもが生まれたことなどを考慮している可能性がある」と指摘する。また、50〜59歳では「セダン」が人気で、ファミリーカーを選ぶ必要がなくなり、憧れの車を選ぶ人が増えるのではないかと考えられる。
一方、女性は20〜40代ともに軽自動車を検討している人が最多となった。運転のしやすさや家庭のセカンドカーとして使用する点が理由と考えられる。なお、40〜49歳では軽自動車と並んでミニバンが最多となっている点も特徴で、家庭のメインカー、セカンドカーそれぞれの需要があるようだ。
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