今後取り組みたいスポーツ 「ウォーキング」「筋トレ」「ヨガ」が上位に：CCCマーケティング調べ

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。

　CCCマーケティング（東京都渋谷区）が手掛ける「CCCマーケティング総合研究所」は、スポーツの実施状況とスポーツ観戦・視聴について調査を実施した。スポーツ・運動の実施率は、この1年で51.9%から58.3％に増加した。

運動不足の解消や感染対策を行った上でのスポーツが浸透し、スポーツをする人が増加

　頻度別に見ると、特に週5日以上スポーツをする人が増加した。在宅勤務による運動不足の解消や、感染対策を行った上でのスポーツが浸透したことが要因とみられる。

スポーツ・運動をする頻度（CCCマーケティング総研調べ）

　現在行っているスポーツ・運動では、「ウオーキング」（38.3％）が最多となった。一方、「体操・ヨガ・ピラティス」「登山・トレッキング・トレイルランニング」「水泳」「ダンス」などを今後始めたいと回答した割合が、現在の実施率を上回った。

現在行っているスポーツ・運動／今後始めたいスポーツ・運動（CCCマーケティング総研調べ）

　この1年で観戦・視聴した中で面白かったスポーツの1位は、「野球」（20.8％）となった。次いで「フィギュアスケート」（16.2％）、「サッカー」（15.2％）が続く。この1年の間に開催された夏季・冬季のオリンピックの種目もランクインした。

スポーツ観戦・視聴について（CCCマーケティング総研調べ）

　有料でも視聴したいスポーツでは、「モータースポーツ」（39.5％）が最多。その他、「ゴルフ」「自転車」「サッカー」「バスケットボール」「テニス」も2割以上の人が有料でも視聴したいとしている。

有料であっても視聴したいスポーツ（CCCマーケティング総研調べ）

　調査は全国の16〜79歳の男女2629人を対象に実施した。調査期間は4月7〜13日。