KADOKAWA、戦争に関連する9作品を無料配信 『1984』『はだしのゲン』など:「今こそ戦争について、考えよう」(1/2 ページ)
KADOKAWAとKADOKAWAグループは「今こそ戦争について、考えよう」と題し、総合電子書籍ストアのBOOK☆WALKERで、戦争に関する書籍9作品を5月16日まで無料配信している。
KADOKAWAとKADOKAWAグループは「今こそ戦争について、考えよう」と題し、総合電子書籍ストアのBOOK☆WALKERで、戦争に関する書籍9作品を5月16日まで無料配信している。
同社は、「世界各地で起こる戦争や紛争は、人々の尊い命や長年築き上げられてきた文化を脅かしている。KADOKAWAグループは、エンターテインメントを通じて人々の豊かな想像力を育み、文化の普及と発展に貢献することを旨としてきた。この度、文化の持つ力を信じ、一人でも多くの方々に、戦争や平和について考える一助としていただくため、本取り組みを実施した」という。
今回無料配信する書籍は、幅広い年代に読んでもらえるよう、小説、ノンフィクション、コミック、学習まんがのジャンルから選出し、長く読み継がれてきた名作や新刊の9作品を用意した。
小説は、『1984』(著:ジョージ・オーウェル/訳:田内志文)、『黄金列車』(著:佐藤亜紀)、『彼らは世界にはなればなれに立っている』(著:太田愛)、『太陽の子』(著:灰谷健次郎)の4作品。
ノンフィクションは、『民主主義』(著:文部省)の1作品。コミックは、『石の花(KADOKAWA版)1〜5』(著:坂口尚)、『戦争は女の顔をしていない 1〜3』(作画:小梅けいと/原作:スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ/監修:速水螺旋人)、『はだしのゲン 第1巻〜第4巻』(著:中沢啓治)の3作品を選んだ。
学習まんがは、『角川まんが学習シリーズ まんが人物伝アンネ・フランク』(監修:大塚信/カバーイラスト:椎名優)の1作品を提供する。
関連記事
- 「これさぁ、悪いんだけど、捨ててくれる?」――『ジャンプ』伝説の編集長が、数億円を費やした『ドラゴンボールのゲーム事業』を容赦なく“ボツ”にした真相
鳥山明氏の『DRAGON BALL(ドラゴンボール)』の担当編集者だったマシリトこと鳥嶋和彦氏はかつて、同作のビデオゲームを開発していたバンダイに対して、数億円の予算を投じたゲーム開発をいったん中止させた。それはいったいなぜなのか。そしてそのとき、ゲーム会社と原作元の間にはどのような考え方の違いがあったのか。“ボツ”にした経緯と真相をお届けする。 - 「iモードがなければスマホは誕生しなかった」――KADOKAWA夏野剛社長が語る「日本の経営者にいま必要なもの」とは?
「ニコニコ超会議」を主催するドワンゴを率いるのは、NTTドコモが運営していたサービス「iモード」の生みの親とされる夏野剛社長だ。国内屈指のIP企業が、宇宙ベンチャー起業に出資した理由を聞いた。 - ホリエモンが斬る「ビットコインで大損した人たちを笑えない事情」
「日本の義務教育で行われている教育の大半は、意味がない」と語るホリエモン。「ビットコインで大損した例は、笑い話ではない」と話す。 - 『ジャンプ』伝説の編集長が、『ドラゴンボール』のゲーム化で断ち切った「クソゲーを生む悪循環」
『ドラゴンボール』の担当編集者だったマシリトはかつて、同作のビデオゲームを開発していたバンダイのプロデューサーに対して、数億円の予算を投じたそのゲーム開発をいったん中止させるという、強烈なダメ出しをした。ゲーム会社と原作元の間にはどのような考え方の違いがあったのか。「クソゲーを生む悪循環」をいかにして断ち切ったのか? - 『ジャンプ』伝説の編集長が語る「21世紀のマンガ戦略」【前編】
『ジャンプ』伝説の編集長、マシリトこと鳥嶋和彦氏が21世紀のマンガの在り方を余すところなく語った前編――。 - ドラゴンボールの生みの親 『ジャンプ』伝説の編集長が語る「嫌いな仕事で結果を出す方法」
『ドラゴンボール』の作者・鳥山明を発掘したのは『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。『ドラゴンクエスト』の堀井雄二さんをライターからゲームの世界に送り出すなど、「伝説」を残してきた鳥嶋さんだが、入社当時は漫画を一切読んだことがなく『ジャンプ』も大嫌いだった。自分のやりたくない仕事で、いかにして結果を出してきたのか。 - ひろゆきが斬る「ここがマズいよ働き方改革!」――「年収2000万円以下の会社員」が目指すべきこと
平成のネット史の最重要人物「ひろゆき」への独占インタビュー。ひろゆきの仕事観・仕事哲学を3回に分けて余すことなくお届けする。中編のテーマは「働き方」――。 - 【独占】ひろゆきが語る「“天才”と“狂気”を分けるもの」
平成のネット史の最重要人物「ひろゆき」への独占インタビュー。ひろゆきの仕事観・仕事哲学を3回に分けて余すことなくお届けする。前編のテーマは「“天才”と“狂気”を分けるもの」――。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.