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最も“ホワイト”なのは20代 「残業」「有給消化」は10年でどう変化した?:オープンワーク調べ(1/2 ページ)
オープンワークは働き方の10年での変化をまとめた「社員クチコミ白書」を発表した。残業時間や有休消化率はどのように変化したのだろうか。残業が最も少なく、有給消化率が最も高いのは20代というデータも明らかに。
オープンワークは「日本の働き方 10年での変化『社員クチコミ白書』」を発表した。同社が運営する就職・転職のための口コミサイト「OpenWork」に寄せられた口コミを分析し、データ化したもので、変化した労働環境と社員の意識をひもとくことを目的にしている。日本の「働く」はどう変化したのだろうか。
労働環境の変化
平均残業時間(月間)の推移をみると、2012年の46時間と比較して22時間減り、24時間になった。
有給消化率も12年の41%から大幅に改善し、60%となった。残業時間、有給消化率どちらも、働き方改革が叫ばれ始めた14年から改善傾向が見られた。
年代別に見ると、残業が最も少なく、有給消化率が最も高いのは20代だった。
平均残業時間は、15年までは20代が最も多く、40、50代と10時間近く差があったが、16年以降一気に改善した。月の平均残業時間は23.5時間で、最も多い30代と比べて約2時間少なかった。
有給消化率は、10年前は平均約40%と年代ごとに大きな差はなかった。しかし、21年には20代は63.5%に対し、40、50代は56.1%、30代は57.5%と差が開いた。
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