和室・畳のある家に住んでいる人は70.8％ 畳が好きな理由は？：4000人に聞いた（1/2 ページ）

和室・畳に関する意識調査の結果を発表した。畳のある家に住んでいる人は全体の70.8％と高い割合を占めた。日本人はなぜ畳・和室を好むのだろうか。

[ITmedia]

仕事に役立つ調査データ：

消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。

　調査会社のプラネット（東京都港区）は、和室・畳に関する意識調査の結果を発表した。現在、和室・畳のある家に住んでいる人は全体の70.8％だった。

和室・畳に関する意識調査の結果は？（提供：ゲッティイメージ）

　年代別でみると、どの年代も半数以上が畳のある家に住んでいるが、その割合は年代が若いほど低くなった。

現在畳のある家に住んでいるか（出所：リリース、以下同）

　理想の家に住めるとしたら、和室・畳のある部屋が欲しいか聞いたところ、「欲しい」は38.4％、「やや欲しい」は30.7％という結果に。

理想の家に住めるとしたら、和室・畳のある部屋が欲しいか

　和室・畳のある部屋が欲しい理由を聞くと「寝転がるときに抵抗がないから」が最も多く45.1％だった。2位は「畳のにおいが好きだから」（33.9％）、3位は「畳自体が好きだから」（32.4％）と続いた。

　自由回答では「畳の香りや雰囲気、居心地の良さが好きなので、中古で畳のある家を買って、引っ越したい」（女性・20代）、「実家に帰省すると縁側と畳のある家が欲しくなる」（男性・20代）などの意見が挙がった。

和室・畳のある部屋が欲しい理由