妊娠中の寝床、ベッドが布団を上回る 抱き枕に負担和らげる効果?:全国の男女500人にアンケート
家具専門店のホンダ(群馬県桐生市)は、全国の男女約500人を対象に「妊婦の布団・ベッド使用」について調査した。妊娠中にベッドと布団どちらを利用したか聞いたところ、「ベッド」が55.1%に上った。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
家具専門店のホンダ(群馬県桐生市)は、全国の男女約500人を対象に「妊婦の布団・ベッド使用」について調査した。妊娠中にベッドと布団どちらを利用したか聞いたところ、「ベッド」が55.1%に上った。
「布団」を使用したとの回答は44.5%で、約10ポイントほど「ベッド」利用者が多い結果となった。
妊娠中に使用していた寝具の種類を尋ねると、最も多かったのは「敷布団」(37.6%)、「ポケットコイル(ベッドフレーム使用)」(16.2%)と続き、3位以降は「低反発マットレス(敷布団代わりに使用)」(11.2%)、「低反発マットレス(ベッドフレーム使用)」(9.1%)だった。
妊娠中の「抱き枕」の使用と効果の有無をそれぞれ聞いたところ、「使っていて効果があった」と答えた割合は36.1%、「使っていたが効果がなかった」は5.5%、「使っていない」は58.4%だった。約4割が抱き枕を使用し、多くは効果を感じている結果となった。
妊娠中の睡眠で大変だったことを尋ねたところ、「横向きで寝る事が多い(抱き枕で楽になった)」「寝返りが大変」「起き上がりが大変(ベッドが楽)」「足がむくむので足枕を使用した」「落下の危険防止に布団やベッドの壁側で寝た」などの意見が多く挙げられた。
妊婦のマタニティーブルーなどの精神的不調は、その後産後うつなどの症状も起こしやすいという。不眠は精神的な変化も起こしやすいため、睡眠をきちんととることが重要視されている。
調査はクラウドソーシングサービスに在籍する全国の男女を対象に、4月4〜19日にインターネットで行った。有効回答数は526人。
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