LINE利用率、10〜50代で8割超 TikTokは10代に支持:SNS利用に関するアンケート
NTTドコモのモバイル社会研究所は「スマホ・ケータイ所有者のSNS利用動向についての調査」を実施。全世代でLINEの利用率が他のSNSよりも高く、10〜50代で8〜9割以上が利用していることが判明した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
NTTドコモのモバイル社会研究所は「スマホ・ケータイ所有者のSNS利用動向についての調査」を実施。全世代でLINEの利用率が他のSNSよりも高く、10〜50代で8〜9割以上が利用していることが判明した。
代表的なSNS(LINE、Twitter、インスタグラム、Facebook、TikTok)の利用率(月に1回以上利用)について調査した結果、最も利用されているのはLINEの81.6%だった。2位以下はTwitter(41.6%)、インスタグラム(35.6%)、Facebook(24.4%)、TikTok(8.5%)の順だった。
年代別の利用率を見てみると、LINEは10〜70代の全ての年代で幅広く利用されており、10〜50代で8〜9割、60代で76.4%、70代で69.0%とシニア層にも浸透していることが分かった。
次に利用率が高いのはTwitterで、10代で約8割、20代で約7割が利用しており、若年層に人気があることがうかがえる。インスタグラムも若年層を中心に人気があり、10代で約7割、20代で約6割が利用している。
TikTokは若年層の女性に人気があり、10代の39.3%が利用しているが、20代になると16.0%と利用者が半減、30代以上の利用率は10%以下となっている。
ほとんどのSNSは年齢が上がるにつれて利用率が下がっていく傾向にあるが、唯一例外なのがFacebook。10代の利用率は12.8%、20代は24.1%、30代は最も高い31.4%となっている。Facebookは40〜60代で20%台、70代でも19.9%に支持されており、70代ではTwitterやインスタグラムより利用率が高かった。
調査はスマートフォンや携帯電話を所有する全国の15〜79歳の男女7050人を対象に1月にWebで実施した。
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