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対面での面接に自信がない学生が増加 コロナ禍の弊害か:学情調べ
2021年卒の学生から、コロナ禍でオンライン就活が主流になった。そんな中、対面での面接を苦手だと感じる就活生が増加している。なぜ、対面での面接を苦手と感じるのだろうか。
コロナ禍でオンライン就活が主流になるなか、対面での面接を苦手だと感じる就活生が増加――そんな結果が、20代専門転職サイトを運営する学情(東京都千代田区)の、「面接」をテーマにしたアンケート調査で分かった。
対面で実施する面接に「自信がある」「やや自信がある」と回答した学生は18.0%だった。「自信がない」「やや自信がない」は55.6%で、自信があると回答した学生の3倍以上となった。
対してオンライン面接では、22.3%が「自信がある」と回答した。「自信がない」「やや自信がない」は46.4%で、自信があると回答した学生の2倍以上という結果に。
対面での面接に自信がないと回答した割合は、オンライン面接よりも9.2ポイント高かった。回答者からは「リアル面接と比較すると、緊張しにくい」などの意見が挙がった。
対面での面接に自信を持てないワケ
対面での面接に自信を持てない理由を聞くと、「リアル面接の経験が少ないから」が73.1%で最多だった。次いで「リアル面接は緊張してしまうから」(61.8%)、「リアル面接でのマナーが分からないから」(40.2%)という結果に。
調査は4月19〜28日、「あさがくナビ2023」へのサイト来訪者を対象にインターネット上で実施した。有効回答数は649人。
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