推し活で9割が「人生変わった」 得たものは?:推し活中の500人に聞く
パナソニックは、20〜50代の女性を対象に「推し活」についての調査を実施し、21.8%が推し活をしていることが分かった。
仕事に役立つ調査データ:
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パナソニックは、20〜50代の女性を対象に、自分にとって“イチオシ”の人やもの=「推し」を応援する「推し活」についての調査を実施した。21.8%が推し活をしており、対象は、「アイドル」(37.0%)、「アーティスト」(30.7%)、「K-POPアイドル・アーティスト」(18.4%)、「アニメ」(17.7%)、「漫画」(16.8%)などとなった。
普段の推し活内容を聞くと、「公式SNSのチェック」(68.4%)、「DVD/ブルーレー鑑賞」(60.2%)、「テレビ番組の録画(58.6%)」が上位を占めた。また、5つ以上の推し活をする人は6割に上った。
推し活の情報収集には、「Twitter」(77.0%)、「YouTube」(69.4%)、「Instagram」(68.4%)を活用している人が多かった。その他、「公式ファンクラブ」(46.0%)、「LINE」(23.0%)、「ブログ」(20.8%)なども使用されていた。
グッズ・アイテムを除いた推し活のために必要なアイテムは、92.2%が「スマートフォン」と回答。次いで、「SNS」(76.2%)、「動画サービス・プラットフォーム」(67.2%)、「テレビ」(64.2%)、「録画機器(DVD/ブルーレーレコーダーなど)」(54.4%)が続く。
推し活を通じて得たものについて尋ねたところ、「楽しみ」(76.2%)、「活力・元気」(63.8%)、「幸せ」(63.0%)が上位を占めた。また、「ストレス解消・発散法」(62.4%)や「いやし」(60.4%)の他、「友情」(27.0%)、「美意識」(25.8%)などが上がった。
92.2%が「推し活を通じて、人生が変わったと思う」と答えた。「自分の中で完結する趣味が多かったが、ライブやファンとの交流により友人が増えた」「日々の生活に欠かせないものになっている」といった声が寄せられた。
調査は、スクリーニング調査(5131人)において、「現在推し活をしている」と答えた20〜50代女性500人を対象に実施した。調査期間は、4月22〜25日。
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