車酔いの原因はニオイ? 6割が「経験あり」と回答:1900人にアンケート
車の中のニオイが原因で車酔いをしたことがある人は約6割――。そんな結果が、日本トレンドリサーチとハル・インダストリの共同調査で判明した。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方や企業の戦略立案に役立つようなさまざまな調査データを紹介していく。
車の中のニオイが原因で車酔いをしたことがある人は約6割――。そんな結果が、日本トレンドリサーチとハル・インダストリの共同調査で判明した。
調査は車酔いの経験がある約1900人を対象に実施。まず、「車の中のニオイが原因で車酔いをしたことがある?」という問いに「ある」と答えた人は62.3%に上った。
どのようなニオイに酔ってしまうかを聞いたところ、「ガソリンとたばこのニオイが混じったようなニオイ」(60代男性)、「エアコンから出てくる変なニオイ」(30代女性)、「新車のニオイ」(60代男性)などの声が寄せられた。
「車の中のニオイを抑えるために何か対策をしている?」という問いに「対策している」と答えた人は48.5%。
具体的な対策としては「窓を全開にして空気を入れ替える」(30代女性)、「無香料の消臭剤を使う」(40代男性)などを挙げる人が多く「香りが着いている消臭剤などを使用すると、その香りでさらに酔ってしまう」という意見もあった。
「車の中のニオイが無ければ車酔いしなくなると思う?」という問いに「思う」と答えた人は53.5%だった。
「車酔いに関わらず、車のニオイトラブルに遭ってしまったことがある?」と聞いたところ、全体の約4割にあたる39.3%の人が「ある」と回答した。
具体的なトラブルの内容を聞いたところ、「ニンニク料理を食べた後の人を乗せた」(60代女性)、「スポーツをして汗をかいた人を乗せた」(70代男性)などの体験や、バスやタクシーで香水の香りが鼻につき気分が悪くなった、などの意見が寄せられた。
調査は「車酔いをしたことがある」と回答した全国の男女1934人を対象に、5月6〜12日にアンケートサイト「ボイスノート」で実施した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
忘れ物にメッセージを添えて返送 JR岡山駅の“神対応”に共感広がる
乗客の忘れ物にメッセージカードを添えて送り返すJR岡山駅の取り組みが「心あたたまる」とTwitterで反響を呼んでいる。乗車券と同じデザインのカードには、岡山弁で「また、おいでぇ」と赤いスタンプが押印。受け取った大学院生の投稿から共感が広まった今回の取り組みは、一体どのような経緯から始まったのだろうか。
1億DLを突破 オードリー・タン氏も認める詐欺電話・SMS防止アプリ「Whoscall」とは?
詐欺SMSや迷惑電話を未然に防ぐ台湾発のアプリ「Whoscall」が世界でユーザーを拡大させている。台湾では2人に1人が利用し、全世界のダウンロード数は1億に達する。デジタル担当大臣のオードリー・タン氏も評価するというアプリは、一体どのようにしてうまれたのか。
“ジョジョ立ち”マネキンが脚光 洋服の青山、お堅いイメージ脱する戦略とは?
大手紳士服店の「洋服の青山」がスーツを扱う“お堅い企業”からイメージチェンジを図っている。躍動感あふれるマネキンをショーウィンドウに展示して話題を集めているほか、ツイッターの公式アカウントは直近2年でフォロワー数を20万人以上増やしている。一体、どのような戦略を取っているのか。担当者に話を聞いた。
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」家具大手ぬいぐるみ なぜ人気?
「イケアのサメ」に「ニトリのネコ」――。大手家具メーカーの”看板商品”とも言えるぬいぐるみの人気のわけを探る。
黒マスクは恥ずかしい? 日本人の“同調性にフィット”した商品が話題
黒マスクを着けるのが恥ずかしい――。そんな思いが開発のきっかけとなった、ある商品がSNSを中心に話題になっている。一体なぜなのか。背景を博報堂ヒット習慣メーカーズ担当者に聞いた。




