8割弱が職場でストレス 給与・仕事量への不満目立つ:会社に勤める1200人にアンケート
転職やキャリアに関する情報サイト「キャリアバイブル」は、会社の「役員」もしくは「従業員」として勤めている約1200人を対象に「職場でのストレスに関するアンケート」を実施した。この結果、8割弱が少なからず職場でのストレスを抱えていることが分かった。
仕事に役立つ調査データ:
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転職やキャリアに関する情報サイト「キャリアバイブル」は、会社の「役員」もしくは「従業員」として勤めている約1200人を対象に「職場でのストレスに関するアンケート」を実施した。この結果、8割弱が少なからず職場でのストレスを抱えていることが分かった。
内訳は、「かなり溜まっている」が26.5%、「少し溜まっている」が51.5%となり、合わせて77.5%が職場でストレスを抱えていることが分かった。
ストレスの一番の原因は何か尋ねたところ、最も多かったのは「給与や待遇が悪い」で23.0%、次いで「仕事量の多さ」が21.1%、「上司との人間関係」が16.8%、「同僚との人間関係」が15.3%、「部下との人間関係」が4.1%だった。
「給与や待遇が悪い」と答えた人からは、「仕事量が増えてきているが昇給やボーナスに反映されていない」(40代男性)、「同年代の平均給与と比較して格段に少ない」(50代男性)、「頑張って仕事をしているが評価されない」(40代男性)などの声が多かった。給料が低いことだけではなく、「給料が上がらない」ということにストレスを感じているという声が聞かれた。
「仕事量の多さ」と答えた人からは、「トイレに行く暇もないくらい時間に追われる」(30代女性)、「短時間に多量に処理する資料が回ってくることと予想外の仕事が入ることがある」(60代男性)、「一人でやっているのでやることが多く常にオーバーフロー気味」(60代男性)などの声が聞かれた。
「人間関係」と答えた人からは、「上司が全く頼りにならず何のために役職がついているのか分からない。人手不足をどうにかなると思っていて腹が立つ」(40代女性)、「パワハラ、モラハラをするような人や心の狭い人など、人間性に問題のある人たちがいて職場を振り回し、雰囲気が悪い」(40代女性)、「コミュニケーションが取れない同僚がいる。挨拶もしない人がいる」(60代女性)などの意見が多く挙げられた。
ストレスの発散はできている?
「ストレスが溜まっている」と答えた人に、ストレスの発散はできているか聞いたところ、48.1%が「できている」と回答した。
ストレス発散方法を尋ねたところ、「カラオケは毎週。フットサルは月1〜2回で発散」(40代男性)、「ゴルフの打ちっぱなしで思いっきり振り回す」(50代男性)、「ペットと遊んだり可愛がったりする。ゲームをしたり漫画を読んだりする」(40代女性)など、「運動」「カラオケ」などが多かった。
調査は、現在会社に「役員」もしくは「従業員」として勤めている全国の男女を対象に、5月14〜17日にインターネットで行った。有効回答数は1185人。
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