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【全文】「ゆっくり茶番劇」商標登録騒動 ドワンゴは会見の質疑応答で何を語った? 一問一答(5/5 ページ)

動画サービス「ニコニコ動画」などで親しまれてきた「ゆっくり茶番劇」が第三者に文字商標として登録された問題で、ドワンゴが緊急記者会見を開いた。会見内の報道陣からの質疑応答に、ドワンゴはどう回答したのか。一問一答形式で紹介する。

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「特例でBANになることはない」

質問 商標登録したとされている「柚葉」に対して、ニコニコ動画から会員の権利剥奪などの対応は考えているか。

ドワンゴ ニコニコ動画の利用規約の中に、アカウントBANにする対象を記載している。該当すれば対象になるが、特例でBANになることはない。

質問 相談窓口について。警察や法律事務所など適切な窓口を紹介するということだが、警察を紹介するケースは具体的にどんなものか。

ドワンゴ 恐喝など警察の業務の範疇(はんちゅう)に当たるものが対象になると考えている。

質問 法律事務所を紹介するのは民事請求などを想定しているか。

ドワンゴ 民事になる。当然、非弁行為に当たるなどのこともあるので、ユーザーの方を法律関係のところにおつなげするという形になる。その時は無償で対応する。

質問 すでにかなりの数の相談が来ているのか。

ドワンゴ 今現在は、個別の相談はなく、今回の件に対して頑張ってくれなどの声が来ている。商標登録をした方も、実際に権利行使はしていないとのことなので、現時点で、われわれのほうに相談が来ているということはない。

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「ゆっくり茶番劇」(出典:ドワンゴ提供資料)
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「ゆっくり動画」の歴史
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