Z世代の電子マネー事情 デジタルギフト購入と割り勘に特徴あり:よく使われるのは交通系とPay Pay
エイチームライフデザイン(名古屋市)が運営する、通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」は、「世代別の電子マネー利用実態」について調査を実施した。最も使う電子マネーを尋ねたところ、Z世代は「交通系電子マネー」(28.1%)、X世代、Y世代は「Pay Pay」(X世代33.9%、Y世代34.4%)となった。
仕事に役立つ調査データ:
消費者の傾向、若者の価値観、働き方の変化――このコーナーでは、ビジネスパーソンの働き方改革、企業の戦略立案、マーケティングなどに役立つさまざまな調査データを紹介していく。
エイチームライフデザイン(名古屋市)が運営する、通信費・家計見直しサイト「Soldi(ソルディ)」は、「世代別の電子マネー利用実態」について調査を実施した。最も使う電子マネーを尋ねたところ、Z世代(18〜26歳)は「交通系電子マネー」(28.1%)、X世代(42〜57歳)、Y世代(27〜41歳)は「Pay Pay」(X世代33.9%、Y世代34.4%)となった。
また、選んだ理由として、Z世代とX世代からは「よく行くお店(場所)で利用できるから」が、Y世代からは「ポイントの還元がいいから」といった声が多く寄せられた。
電子マネーの利用頻度を尋ねたところ、Z世代とX世代では「1日1〜2回」、Y世代では「2日〜3日に1回」が最多となった。若い世代ほど1日に複数回電子マネーを利用する傾向にある。
「デジタルギフトの購入」と「割り勘(個人間送金)」の使用について世代別に見ると、Z世代のみがともに20%を超えていた。若い世代における、電子マネーの新しい利用方法として人気であることがうかがえる。
電子マネーの利用に「不安や抵抗を感じるか」尋ねたところ、Z世代では64.3%、X世代では70.6%、Y世代では62.0%の人が感じないと答えた。一方で、Z世代は「使いすぎ」、X世代・Y世代では「セキュリティ」「スマホの不具合・紛失時」が懸念点として挙げられた。
調査は、インターネットにて18〜57歳の男女663人を対象に実施した。調査期間は3月1〜24日。
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