調査リポート
対面か、オンラインか 採用面接に客観性を求める声も:人事・採用担当者300人に聞く
採用分析サービスを提供するアッテル(東京都渋谷区)は、採用時の面接に関する調査を実施した。現在、採用面接は、59.3%がオンラインと対面を組み合わせて実施していることが分かった。
採用分析サービスを提供するアッテル(東京都渋谷区)は、採用時の面接に関する調査を実施した。現在、採用面接は、59.3%がオンラインと対面を組み合わせて実施していることが分かった。対面のみが34%、オンラインのみは4.7%にとどまった。
オンラインと対面を組み合わせている理由は、「オンラインだけでは見抜けないから」が68.0%で最多だった。次いで、「多くの人を面接できるように効率重視のため」(51.1%)があがった。
対面の方がオンラインに比べて対象者の素質を見抜くのに有効だと思っている人は、59.3%だった。また、対面とオンラインのどちらが採用ミスマッチが起きやすいと思うかと尋ねると、61.0%の人がオンラインと回答し、対面の方が採用ミスマッチが少ないと感じていることが分かった。
しかし、対面・オンラインに関係なく、面接で対象者の素質を見抜くことは可能だと思うか聞くと、「あまり見抜けない」が27.0%、「ほぼ見抜けない」が7.0%と、34.0%の担当者が、そもそも採用面接で見抜くことは難しいと感じていることが分かった。
そのため、82.0%が「適切な適性検査を導入して採用ミスマッチを減らいたい」と答え、正しい適性検査により客観的に採用する必要性を感じている人が多いことがうかがえる。
調査は、インターネットにて人事・採用担当者300人を対象に実施した。調査期間は、5月12〜13日。
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