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「歩いて稼げる」STEPN、崩壊論高まる 大物投資家のSNSが中国封鎖引き金か:浦上早苗「中国式ニューエコノミー」(1/7 ページ)
現実世界で歩いた分だけお金が稼げる「STEPN」は、世界で200〜300万ユーザーを獲得した注目のブロックチェーンゲームだ。しかし5月末に中国ユーザーの規制が発表されると、ゲーム内のNFTやトークンの価値は数日で暴落。とはいえ中国当局に目をつけられないよう先手を打ち、うまく対処している。
現実世界で歩いた分だけお金が稼げるブロックチェーンゲーム「STEPN」。運営チームによるとユーザー数は世界で200〜300万人に達し、日本人ユーザーの比率が非常に高いため、国内でも注目を集めている。
認知度の上昇とともに歩いて稼ぐ仮想通貨の価値も急騰し、5月に入ると「1日に50万円稼いだ」「STEPNでFIRE」といった景気のいいツイートも増えたが、5月27日に運営が中国ユーザーの規制を発表したことでバブルが崩壊。ゲーム内のNFTやトークンの価値はわずか数日でピーク時の7分の1〜10分の1に暴落した。
今なお「中国ショック」を引きずるSTEPNだが、中国のテクノロジー規制をウォッチしてきた筆者から見ると、強制遮断されたClubhouseや共産党メディアに糾弾されたモバイルゲームと比べても、中国当局に目をつけられないよう先手を打ち、うまく対処している。
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