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現役東大生に聞く、親はどんな存在だったのか:父と母を比較(2/2 ページ)
現役東大生220人に対し「子供のころの過ごし方」に関する複数のアンケート調査を実施。「父親、母親はどんな存在だったか」の結果を取りまとめたところ……。
父親はどんな存在だったか
父親はどんな存在だったかと尋ねると、「優しく見守ってくれる人」(40.8%)という回答が目立った。次いで「お手本になってくれる人」(29.1%)、「励まして勇気付けてくれる人」(28.2%)と続いた。
結果を男女別に見ると、男子は「優しく見守ってくれる人」(36.8%)、「お手本になってくれる人(28.3%)、「褒めてくれる(認めてくれる)人」(26.4%)の順に回答した人が多かった。
女子は「優しく見守ってくれる人」(45.5%)が最も多く、「励まし勇気付けてくれる人」(33.7%)、「お手本になってくれる人」(30.7%)と続いた。
男子より女子のほうが「励まし勇気付けてくれる人」(男子22.6%、女子33.7%)、「優しく見守ってくれる人」(男子36.8%、女子45.5%)と回答した人が多かった。
「父親の存在」と「母親の存在」の比較
最後に「父親の存在」と「母親の存在」を比較した。大きな差は見られなかったが、母親の存在は「褒めてくれる(認めてくれる)人」「友達のような人」の回答が多く、父親の存在は「お手本になってくれる人」「印象はない」の答えが目立った。
ちなみに「その他」の回答を見ると、父親の存在が「迷惑な人」「悪い手本」とネガティブな意見があったが、母親に関しては見られなかった。
インターネットを使った調査で、現役東大生220人が回答した。調査期間は2月17〜19日。
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