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福島駅前に新ランドマーク、野村不動産が2025年に竣工予定26年度グランドオープン(2/2 ページ)

野村不動産は、JR東北新幹線・東北本線「福島」駅前で進める再開発事業の変更計画が、福島県から認可されたと発表した。26年度グランドオープンを目指し、福島駅前に新ランドマークの建設を進める。

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複合棟、住宅棟、駐車場棟の3棟で構成


施設断面図

 同事業では、官民共創による「県都ふくしま」にふさわしい「持続性のある賑わい」拠点づくりを目指しており、施設建築物は商業、公益(ホール)、オフィス、ホテルからなる複合棟、住宅棟、駐車場棟の3棟で構成。以下4つの共創空間の整備を予定している。

 1つ目は、「賑わい空間」の共創。福島駅前通りをシンボルストリートとして位置付け、歩行者による賑わいを創出するため、路面に集客力の高い商業機能を配置。福島駅前のランドマークとして自然と「賑わい」が生まれる建築を目指す。


複合棟パース

 2つ目は「つどい空間」の共創。大学と連携した学術会議やコンサートなどさまざまな「つどい空間」の創出を図り、市民の文化芸術活動を促進する施設を目指す。3つ目は「いこい空間」の共創。駅前広場からまちなかへと誘導するような各機能の連携と誘導により、幅広い世代が日常的にまちを楽しみ、いこいの場となるパブリックスペースを目指す。


まちなかへの対流促進 イメージ(福島駅東口地区市街地再開発組合 コンセプトブックより)

 4つ目は、「すまい空間」の共創。多様な都市機能が集積した「まちなか」への居住を促進する分譲住宅を提供し、安心で快適な居住機能を支える生活利便施設や駐輪場を整備。駅前の利便性をサポートする。


住宅棟パース。戸数は108戸を予定

 今後は22年7月に解体工事に着手し、23年度には新築工事に着手。25年度に竣工、26年度グランドオープンを予定している。

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