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青山商事、高機能防水を搭載した“ビジカジ”シューズ マドラス社とコラボ:梅雨時期に着用できるスニーカー
「洋服の青山」を展開する青山商事は、靴メーカー大手のマドラス(名古屋市)とコラボした防水ビジネススニーカーの販売を6月7日から開始している。
「洋服の青山」を展開する青山商事は、靴メーカー大手のマドラス(名古屋市)とコラボした防水ビジネススニーカーの販売を6月7日から開始している。“ビジカジ”スタイルの浸透で、ビジネス向けのレザースニーカーの人気が高まる中、梅雨時期に安心して着用できるスニーカーを展開し、需要の取り込みを図る。
このほど発売したビジネススニーカーは、アウトドアシューズにも多く使用される「GORE-TEX(ゴアテックス)」ファブリクスを採用した。無数の小さな細孔を有するゴアテックス独自の防水透湿フィルターを靴内に取り入れ、雨水の侵入を防ぐとともに、靴内の湿気を外に逃がして暑さや湿度による蒸れを軽減するという。
アッパー素材にも雨水が浸み込みにくい防水レザーを使用。アウトソール(靴底)には、グリップ性と耐久性がある合成樹脂素材を選定したほか、インソール(中敷き)には制菌・防臭加工を施した。また、Mサイズ(26.0〜26.5センチ相当)で、片足約250グラムの軽さも特徴のひとつ。同社は「軽快な履き心地を体感できる」と説明する。
デザインは、スタイリッシュなシルエットとし、ビジカジスタイルに取り入れやすいデザインに仕上げた。
サイズはS〜Lの3サイズ、カラーはブラックとグレーの2色を用意。グレーはスエード素材で企画した。価格は1万7600円で、全国の洋服の青山、公式オンラインストアで展開している。
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