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PC版Webブラウザの世界シェアランキング 3位「Safari」、2位「Edge」、“圧倒的王者”のシェア率は?:日本のシェア率も(2/2 ページ)
米マイクロソフトが1995年から提供していた「Internet Explorer」のサポートを終了したことで「Webブラウザ」に注目が集まっている。Web解析サイト「StatCounter」でPC版Webブラウザの世界シェア(5月末時点)を確認してみた。
Edgeの国内シェア率は2倍 「Firefox」がシェア率3位
日本国内でのPC版Webブラウザのシェア率はどうか。1位は世界ランキング同様、Chrome(61.11%)だった。2位以下はEdge(21.49%)、Firefox(7.42%)、Safari(5.67%)、IE(2.56%)、Opera(0.73%)の順だった。
世界シェアランキングと比較すると、Edgeのシェア率が10.12%から21.49%に増え、2倍以上を記録した。日本では、官公庁を中心に内部システムでIEを使用しているケースが多く、そうした背景からEdgeの利用率も高いとみられる。サービス名を直訳した「火狐」の愛称で親しまれているFirefoxの利用率が高い点も、日本のランキングの特徴の1つだ。
MSは今回のサポート終了で、IEを起動不可とした。今後、IEを利用する場合はEdgeが自動的に起動するようになる。6月以降、日本国内でEdgeのシェア率が高まるのか、それともChromeがさらにシェアを拡大するのか。注目を集めそうだ。
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