住まい探しの前にすり合わせておくべき「条件・設備」ランキング 1位は?:不動産のプロが選ぶ!(1/2 ページ)
アットホームが、全国のアットホーム加盟店を対象に実施したアンケートをもとに「新婚夫婦が住まい探しをする前に、すり合わせておくべき条件・設備ランキング」を発表した。
仕事に役立つ調査データ:
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不動産情報サービスのアットホームが、全国の加盟店を対象に実施したアンケートをもとに「新婚夫婦が住まい探しをする前に、すり合わせておくべき条件・設備ランキング」を発表した。その結果、すり合わせをすべきと答えた「住まいの条件」1位は「間取り」(71.1%)だった。
回答した不動産会社からは「夫婦ともに仕事をする場合、リモートワークなど家庭での作業時間が増えるため、仕事部屋やプライベートな空間の確保が必要」「子育てや両親との同居など、今後訪れる環境の変化を考慮するため」など、普段の生活スタイルや今後のライフプランを見越したコメントが多く見られた。
次いで、2位は「物件タイプ(マンション、アパート、戸建など)」(70.7%)で、1位との差は0.4ポイントだった。
「将来設計を踏まえた条件として設定すべきであり、夫婦間の意識相違を生まないため」「これから長く住む家であれば、必須条件だから」など、これから長年住み続けるためにも物件タイプをすり合わせしておくべき、という声があがった。
3位は「お互いの通勤時間」(57.5%)で、回答には「夫婦で働いている場合、勤務先からの距離は重要だと思う」といった共働きの夫婦が増えている現代の家庭ならではの条件が見られた。
4位以降は、「家賃の上限(負担額の割合など)」(52.8%)、「初期費用の概算」(49.1%)などがランクインした。
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