ニュース
半数以上が「今の年収は、自己評価より低い!」 どのくらい違うのか?(3/3 ページ)
ライボは「転職と年収に関する実態調査」を実施した。転職経験者に現在の年収と自身が評価する額のギャップについて聞いたところ、「現在の年収は自己評価より低い」と答えた割合は51.7%だった。
転職への興味は
過去に転職経験がないと回答した人に、今後転職することを考えているか尋ねたところ、60.0%が「転職をする予定がある」と回答した。
年代別では、回答者が最も多かったのは30代で80.4%、次いで40代・50代がどちらも70.6%、最も少なかったのは20代で55.4%だった。
ライボは、「今回の調査で、自己評価と現実の評価のギャップが開けば開くほど転職への気持ちが増し、実際に転職をすることで年収が上がる可能性が高いことが分かった。近年では転職が当たり前の時代になり、目的としてキャリアアップや環境を変えるといった意見もあるが、年収を上げるための手段としての要素が強かった」とコメントした。
昨今ではエネルギー価格高騰や世界情勢による物価上昇が続き、家計を圧迫している。年収を上げるために転職を検討する人が増加する可能性もあるだろう。今後、転職市場にはどのような変化が現れるだろうか。
今回の調査は、20〜1000人以上規模の会社に所属し1年以内〜10年以上勤務している社会人男女を対象に、インターネットで行った。期間は22年6月8〜13日、有効回答数は983人(転職経験あり561人、経験なし422人)。
関連記事
- “スーツ姿の客”がネットカフェに急増 カギは「PCなし席」と「レシートの工夫」
コロナ禍で夜間の利用者が激減し、インターネットカフェ業界は大きな打撃を受けた。そんな中、トップシェアを誇る「快活CLUB」では、昼にテレワーク利用客を取り込むことに成功、売り上げを復調させた。そのカギは「PCなし席」と「レシートの工夫」にあるという。どういうことかというと……。 - 「氷河期の勝ち組」だったのに……40代“エリート課長”に迫る危機
自分をエリートだと信じて疑わなかったサラリーマンが、社内の方針転換により出世のはしごを外されることがある。エリート意識や、能力主義への妄信が生む闇とは──? - 給与と労働時間、どちらを優先? 日立とパナソニックの「週休3日」は全く違う
連日「週休3日」が話題になっている。日立製作所とパナソニック ホールディングスが相次いで2022年度中の導入を検討していると発表したことがきっかけだ。しかし、日立とパナソニックの「週休3日」は全く異なるものだ。どういうことかというと……。 - 浅草の“深い傷跡” キレイなまま閉業・休業するホテル続々、インバウンド消失の誤算
6月10日から訪日観光客の受け入れが再開する。観光業界からは喜びの声が上っている一方で、これまでの2年2カ月の間、インバウンド需要を失ったことによるダメージは大きい。訪日観光客に人気の浅草では、「建物は新しいのに人の気配が全くない」ホテルが多い。大小さまざまなホテルが並ぶ国際通りを歩いてみると、その異様さが浮かび上がる。 - イオンの秘密情報をセブン&アイに「会議資料として提供」 デロイトトーマツコンサルティングが謝罪
デロイトトーマツコンサルティングは6月16日、同社とコンサルティング契約を締結していたイオンの秘密情報を、競合企業のセブン&アイ・ホールディングスに漏えいしたとして謝罪した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.