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完売続出のチューナーレステレビ 地上波が映らなくても大丈夫なワケドンキは1万3000台売れた!(2/3 ページ)

地上波が映らないテレビが売れている。ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが2021年12月に発売した「ネット動画専用スマートTV」は、累計で1万3000台以上を販売。6月13日から先行予約販売したエディオンのオリジナルチューナーレステレビは、先行予約販売開始当日中に、50台全て予約され完売となっている。“テレビ離れ”が叫ばれているなか、なぜこれほど地上波が映らないテレビが売れているのだろうか。

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テレビだからこその強み

 チューナーレステレビと比較対象になるのが、モニターだ。SNS上では、「モニターや大型端末で事足りる」「PCにつなぐモニターとどう違うのか」といった意見も見られる。

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エディオンのオリジナルチューナーレステレビ 先行予約当日中に50台完売(エディオン提供)

 モニターとの一番の差別化ポイントは、画質や音響機能を向上させていることだ。

 エディオンの43V型チューナーレステレビは、4Kかつ立体音響と本家テレビとも遜色ない仕様。Google TVを搭載し豊富なネット動画サービスに対応する他、ゲームモードも搭載した。担当者によれば、「スペックなのにお手ごろ価格」「43V型以外にもラインアップを検討してほしい」といった好意的な意見が多いという。

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ユニテクはスマホ世代が使いやすいリモコン設計を採用(ユニテク提供)

 ドウシシャが7月下旬に販売を予定しているフラグシップモデルも「50型4Kモデル」で、大画面と高画質を両立。ユニテクは、高画質なコンテンツに対応するため43インチから4Kにするなどインチによって対応する他、リモコンにNetflix、Amazon Prime Video、YouTube、Google Playへのジャンプボタンを配置、テンキ―はパスワードなどに入力がしやすい仕様にした。

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