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小学館、オーディオブック市場に本格参入 文学作品の掘り起こしに注力
小学館は創立100周年を迎えるにあたり、オーディオブック市場に本格参入する。2023年には、累計1000作品の制作・配信達成を目指し、ラインアップを拡大していく。
小学館は創立100周年を迎えるにあたり、オーディオブック市場に本格参入する。2023年には、累計1000作品の制作・配信達成を目指し、ラインアップを拡大していく。
同社では、18年にオーディオブックの制作を開始した。出版物同様に、ジャンルを問わず広く展開してきていて、今後は特に文学作品の掘り起こしに注力していくという。
文学作品は、時代別に「近代文学」「現代文学」「古典文学」の3つの柱に分けて展開する。夏目漱石や宮沢賢治など、主に明治・大正の「近代文学」の作品群は、「小学館の名作文芸朗読」シリーズとして、22年中に300作品を配信するという。
「現代文学」は、刊行中の作家別電子全集、同社の「P+DBOOKS(ピープラスディーブックス)」の作品群の中からオーディオブック化し、22年中に制作を開始する。将来的には「新編 日本古典文学全集」に収録されている「古典文学」の作品群についてもオーディオブック化を予定しているという。
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