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KDDI通信障害、完全に解消 補償は「精査の上で検討」:7月2日未明から発生
KDDIは7月5日、2日午前1時35分ごろから発生していた通信障害の解消を確認したと発表した。4日午後3時以降、個人・法人のサービス利用状況とネットワークのトラフィックに問題がないことを最終確認したという(5日午後3時36分時点)。
KDDIは7月5日、2日午前1時35分ごろから発生していた通信障害の解消を確認したと発表した。4日午後3時以降、個人・法人のサービス利用状況とネットワークのトラフィックに問題がないことを最終確認したという(5日午後3時36分時点)。
同社は、音声通話やデータ通信が利用しづらい場合は再起動を行うよう呼び掛けている他、緊急通報(110番、118番、119番)についても接続可能としている。
通信障害は2日未明、設備障害が原因で発生。音声通話をデータ通信に変換するためのVoLTE交換機で、輻輳(ふくそう)と呼ばれる混雑状況が生じた。
同社は7月3日の記者会見で、「今回の障害を精査した上で補償を検討する」とし、個人法人を問わずに補償を検討する方針を示している。
「au(LTE)通信サービス契約約款」には、「au(LTE)通信サービスが全く利用できない状態(その契約に係る電気通信設備によるすべての通信に著しい支障が生じ、全く利用できない状態と同程度の状態となる場合を含みます。以下この条において同じとします。)にあることを当社が認知した時刻から起算して、24時間以上その状態が連続したときに限り」、契約者に損害を賠償するとあり、今後の対応が注目されている。
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