シェアアイテムを“体験”できる店ができた 恵比寿ガーデンプレイスで：実証実験

サッポロ不動産開発は、サステナブルなライフスタイルを提案する「シェアコレクション」事業を恵比寿ガーデンプレイスで実施する。どんな取り組みなのかというと……。

[秋月かほ，ITmedia]

　サッポロ不動産開発（東京都渋谷区）は、サステナブルなライフスタイルを提案する「シェアコレクション（略称：シェアコレ）」事業を恵比寿ガーデンプレイスで実施する。

　シェアリングサービス事業者が提供する複数のアイテム（以下、シェアリングアイテム）を集めて、生活者が必要とするさまざまなアイテムを販売する。今回の取り組みは実証実験として位置付けていて、利用状況などを受けて、同社は今後の事業展開を検討していくという。

「シェアコレクション」事業の実証実験が行われる（以下プレスリリースより）

実証実験概要

　実証実験では恵比寿ガーデンプレイス時計広場にサンワカンパニーが提供するトレーラーハウス「mobileCLASCO（モバイルクラスコ）」を設置し、複数のシェアリングアイテムの中から、三越伊勢丹 法人外商グループがテーマに沿ってセレクトした家具、家電、観葉植物、おもちゃなどでモデルルームのような空間を演出する。

サッポロ不動産開発、三越伊勢丹が目指す協業スキーム

　利用者は実際にアイテムを見て、触れて、体感し、気に入ったものがあれば、それぞれのアイテムを扱うサービスに登録手続きをすることで、当日持ち帰りもしくは後日郵送のいずれかでシェアリングを利用できる。今回の実証実験では、サービスの運用フローや生活者が使ってみたいと思う動機などについて検証。今後は他社の商業施設などにも拡大し、本格的な事業展開を目指す。

トレーラーハウス「mobileCLASCO」（イメージ）

シェアリングサービス一覧

　実施期間は7月6日〜10月3日で、営業時間は午前11時〜午後6時（火曜定休）。