ヨンドシーがアパレル会社に？ 業績を支える低価格チェーン「パレット」とは：衣料スーパー「パレット」好調（2/2 ページ）

ヨンドシーホールディングスは2023年2月期第1四半期の連結決算を発表した。実はヨンドシーはアパレル事業も強化している。アパレル事業の売上高、利益は、どちらもジュエリー事業を上回った。

[ITmedia]

ヨンドシーのアパレル　「パレット」が好調

　同社は1996年にグループ会社「アージュ」を設立。衣料スーパー「パレット」を手掛けている。「パレット」では幅広い年代層に向けたファッション衣料や肌着、服飾、寝具などをリーズナブルプライスで提供している。

ヨンドシーのグループ会社、アージュが運営する衣料スーパー「パレット」（公式Webサイトより）

　パレットは関西地区でドミナント出店を強化している。22年7月11日現在で、西日本を中心に直営店を75店舗運営。23年2月期は新たに10店舗の出店を見込んでいる。また、関東圏への出店も計画しており、全国的に店舗数拡大を目指している。

アパレル事業好調（第72期決算説明資料より）

　他にも、グループ会社のアスティでは、アパレルやバッグのOEM・ODM、インテリアファブリックの輸入を展開。中国やバングラデシュなどの工場を背景とした生産機能を持ち、幅広い得意先に対し商品を供給している。