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三菱鉛筆、海洋プラごみでつくった「ジェットストリーム」開発:環境にやさしいボールペン
三菱鉛筆が、海洋プラスチックごみと、使い捨てコンタクトレンズの空ケースをリサイクルした油性ボールペンを新開発した。
三菱鉛筆が、日本国内で回収した海洋プラスチックごみと、使い捨てコンタクトレンズの空ケースをリサイクルした油性ボールペン「ジェットストリーム 海洋プラスチック」単色タイプ(220円)を発表した。ノベルティ専用商品として7月11日より受注を開始している。
同商品は、文具業界で初めてエコマーク商品類型No.164「海洋プラスチックごみを再生利用した製品」の認定を取得した、環境にやさしいボールペン。ライトブルーのデザインには、穏やかな海のイメージや、環境配慮に関心を持つきっかけになってほしいという想いを込めた。クリップの形状には、循環や再生をイメージした「メビウスの輪」を表現した。
商品本体の軸材には、海洋プラスチックごみを使用した再生樹脂と、コンタクトレンズの空ケースを使用した再生樹脂を採用。通常のボールペン軸は、強度やデザイン面などを考慮し数種類の部材を組み合わせているが、同商品のボールペン軸は、ポストコンシューマープラスチックと同社独自の配合技術により、既存商品と同等の品質を保持できるとしている。
参考価格は1本220円。インクは黒で、ボール径は0.7ミリとした。なお、コンタクトレンズの空きケースは、「コンタクトのアイシティ」を展開するHOYAのアイケアカンパニー(東京都中野区)が提供する。
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