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大阪府北部地震で損傷した「南茨木阪急ビル」の建て替えが完了 8月から飲食店など順次オープン:南茨木駅に直結
阪急電鉄と阪急阪神不動産は7月12日、2018年6月の大阪府北部地震で大きく損傷した「南茨木阪急ビル」(大阪府茨木市)の建て替えが完了し、7月27日に全体竣工すると発表した。
阪急電鉄と阪急阪神不動産は7月12日、2018年6月の大阪府北部地震で大きく損傷した「南茨木阪急ビル」(大阪府茨木市)の建て替えが完了し、7月27日に全体竣工すると発表した。同ビルには、地域住民が日常的に利用できるコンビニエンスストアやメディカルゾーン、飲食店舗が入居するという。
同ビルの敷地面積は6012平方メートル(駅舎部分を含む)で、延床面積は1588平方メートル。1階にはローソンが、3階にはケンタッキーフライドチキンが順次出店する。
また、同ビルと直結する南茨木駅(阪急京都線)への動線として、エレベーターと階段を先行して設置し供用を開始していたが、28日からはビル内に設けたエスカレーターを稼働する。
外観デザインは、まちの新しい顔となることを目指し、エスカレーター部分の壁面などをガラスカーテンウォールとした。駅に至る歩行空間がロータリーから見えるようにし、駅への動線を強調した。
同ビルは18年6月の大阪府北部地震で大きく損傷し、19年4月から解体工事に着手。20年5月から新築工事を開始し、同年10月にはエレベーターを、12月には階段の供用を開始していた。
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