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大阪万博「行きたい」約3割 20代の関心度が低下傾向に:開催まで3年(2/2 ページ)
三菱総合研究所(東京都千代田区)は、2025年開催の大阪・関西万博に関する意識調査を実施。全国2000人の回答結果から、万博開催期間中に「来場したい」と考えている人は約3割であることが明らかになった。
万博に「行きたい」割合は?
22年4月に初めて尋ねた「万博開催期間中の来場意向」を見ると、全国で29.7%と約3割の人に来場意向があることが分かった。
エリア別に見ると、「京阪神圏」が43.3%と最も高く、次いで「中京圏」の33.2%、「その他西日本」(32.2%)と続いた。年代別に見ると、「60〜69歳」が32.6%と最も高く、次いで「30〜39歳」の30.3%、「50〜59歳」の30.1%という結果になった。
なお行きたい理由としては、「ここでしか出来ない体験がありそうだから」(44.9%)が最も高く、「内容に興味があるから」(39.7%)、「今後の役に立ちそうだから」(13.7%)という順になった。
三菱総合研究所は「首都圏や30代の関心の高まりや、開催地の京阪神圏・20代の関心の減少傾向などの状況を捉え、若い世代に万博を身近に感じてもらうなどの取り組みが必要」と指摘している。
調査は全国20〜60歳代の男女2000人を対象に、Webアンケートで実施。調査は第1回(21年4月13〜14日)、第2回(21年10月13〜14日)、第3回(22年4月13〜14日)の計3回に渡って実施した。
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