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「型破り」新型クラウン 豊田社長のダメ出しから始まった「革新と挑戦」:日本のクラウン、ここにあり(1/3 ページ)
「15代続く中で磨かれてきたクラウンの“型”を、16代目が“型”破りしたといえるかもしれない」──7月15日に行われた新型クラウンのワールドプレミアで、豊田章男社長はそう語った。
「15代続く中で磨かれてきたクラウンの“型”を、16代目が“型”破りしたといえるかもしれない」──7月15日に行われた新型クラウンのワールドプレミアで、豊田章男社長はそう語った。
新型クラウンとして世界初披露したのは、SUVとセダンを融合した「クロスオーバー」、スポーティーな走りを追求したSUV「スポーツ」、フォーマルな「セダン」、SUVとワゴンを組み合わせた「エステート」の4車種。初代クラウンから続く「革新と挑戦」のDNAを受け継ぎつつ、トヨタ自動車のフラッグシップ「クラウン」は多様化を遂げた。
Mid-size Vehicle Company Presidentの中嶋裕樹氏率いる開発チームは、新型クラウンの開発に当たって原点に立ち返り、「クラウンとは何か」を見つめ直したという。「もともとはマイナーチェンジをする計画だったのですが、豊田社長から『本当に進化できるの?』と指摘されました」(中嶋氏)。クラウンのDNA「革新と挑戦」、そして歴代主査たちの信念に立ち返り、固定概念を捨てることこそが開発の始まりだったという。
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