ペット用の懐石料理も 石川・片山津温泉に「わんちゃん専用旅館」 湯快リゾートが運営:8月オープン
格安ホテルや温泉旅館を運営する湯快リゾート(京都市)は、石川県・片山津温泉に湯快リゾート3館目となる愛犬も宿泊可能な専用旅館「湯快わんわんリゾート矢田屋松濤園」を8月1日にオープンする。宿泊予約は7月19日から始めている。
格安ホテルや温泉旅館を運営する湯快リゾート(京都市)は、石川県・片山津温泉に湯快リゾート3館目となる愛犬も宿泊可能な専用旅館「湯快わんわんリゾート矢田屋松濤園」を8月1日にオープンする。宿泊予約は7月19日から始めている。
「湯快わんわんリゾート矢田屋松濤園」は、「温泉宿でも、ずっと一緒」をコンセプトとした、全室が愛犬と宿泊できる和室となっている。客室は犬の足に優しく滑りにくい畳にしており、衛生対策のための「空間除菌脱臭機 ジアイーノ」や犬用のエアウィーヴマットレスを導入している。犬用アメニティや散歩グッズのほか、館内には悪天候でも楽しめる屋内ドッグランなどの設備も用意している。
食事処は愛犬とともに利用でき、地元食材にこだわった犬用の会席料理やグルメも提供可能となっている(有料・一部事前予約)。
今年3〜4月に手作りペットフードの販売などを手掛けるバイオフィリア(東京都目黒区)が約570人を対象に実施した「愛犬との旅行に関する全国調査」では、コロナ禍で観光場所が制限されたり、旅費が高くなったとしても「愛犬を旅行に連れて行く」と答えた割合は、80%を超えた。ペットを家族の一員とみなし、旅行にも連れていく家庭は多く、ペットも宿泊可能なホテルは需要が高いとみられる。
「湯快わんわんリゾート矢田屋松濤園」は大人1人2万300円、犬1頭3300円からに設定。中学生以上の場合、別途入湯税150円が必要となるほか、過去1年以内に「狂犬病」「5種混合」などのワクチン接種証明書の提示が必要となる。
関連記事
- 悪質クレーマーは「排除の対象」と判断を――乗客怒鳴ったJR駅員の対応、弁護士はどう見る?
JR山手線の渋谷駅で、線路に財布を落とした男性が非常停止ボタンを押し、駅係員が激高する様子を映した動画がSNSで拡散し、波紋を呼んだ。身勝手な行動を取る利用客に対して、企業はどう向き合うべきなのか。 - 刺身に電気を流して「アニサキス」撲滅 苦節30年、社長の執念が実った開発秘話
魚介類にひそむ寄生虫「アニサキス」による食中毒被害が増えている。この食中毒を防ぐため、創業以来30年以上に渡り、アニサキスと戦い続けてきた水産加工会社がある。昨年6月、切り身に電気を瞬間的に流してアニサキスを殺虫する画期的な装置を開発した。開発秘話を社長に聞いた。 - KDDI高橋社長の緊急会見 「賞賛」と「炎上」の分かれ道はどこにあったのか
大規模な通信障害を起こした通信大手のKDDI。総務省に早期の情報公開を促されて記者会見を開くなど、初動の遅れに批判が集まった一方で、会見で見せた高橋誠社長の説明にはネットユーザーを中心に評価の声が上がる。KDDIの緊急会見から、企業が教訓として学べることは何なのか。 - 従業員の「名札」は時代に見合うのか クレーマーが盗撮、SNS投稿も 企業が取るべき対応は?
従業員が身に着ける名札。近年、悪質な利用客がスマートフォンなどで無断撮影しSNSに投稿するといった被害が増えている。こうした行為はカスタマーハラスメントと呼ばれ、国が対策へ動き出している。企業側は、従業員の安全を守るために、どのような対策が必要なのか。カスハラ問題に詳しい弁護士に話を聞いた。 - 使いやすさより可愛さ! 台湾で立体型の交通系ICカードが大ヒットするワケ
改札機にかざすだけで列車に乗れ、店舗での買い物にも使える交通系ICカード。カードだから当然、フラットな形をしているが、お隣の台湾では少し事情が違う。フラットではなく、キャラクターなどをあしらった立体型のカードが主流だ。日本でいま話題のヤクルトや、森永のミルクキャラメルの箱を模したものなど、企業とコラボしたユニークなアイテムがそろう。いったい、なぜ作ったのか。そこには、日本企業にも参考になる、常識を覆すものづくりのアイデアと、確たる販売戦略があった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.