東池袋に新たなランドマーク 地上33階建ビル、27年竣工へ:アート・カルチャーの拠点
東京・池袋駅近くに新たなランドマークが誕生する。住友不動産は7月26日、東池袋1丁目地区で、大型ビルなどを建設する事業の再開発組合が発足したと発表した。地上33階建で高さは約180メートル。アートカルチャーや国際色豊かな情報の発信拠点を目指し、2023年度の着工、27年度の竣工を予定している。
東京・池袋駅近くに新たなランドマークが誕生する。住友不動産は7月26日、東池袋1丁目地区で、大型ビルなどを建設する事業の再開発組合が発足したと発表した。地上33階建で高さは約180メートル。アートカルチャーや国際色豊かな情報の発信拠点を目指し、2023年度の着工、27年度の竣工を予定している。
対象エリアは、池袋駅北東側の明治通り(環状5号線)とJR鉄道線路敷に囲まれた区域。現在、同区域周辺は大規模未利用地や小規模敷地などが目立ち有効利用がされていない上、老朽化した建物が増加している。また、池袋はアニメ関連の商業施設など観光地としてのポテンシャルが高いものの、体験施設や歩行者空間の不足などにより、玄関口としての役割を果たせていなかった。
今回の再開発では、事務所・文化体験施設・イベントホールを備えた地上33階建、延床面積約15万5000平方メートルの大規模複合施設や、「みどりの丘」などを含む、合計約4900平方メートルの広場を整備。池袋の特徴であるアート・カルチャーの発信の拠点を創出する。
建物内には、豊島区が運行する「イケバス」の運行拠点を整備し、駅周辺の観光資源をつなぐバスネットワークを形成するなど、池袋駅周辺の回遊性の向上を図る。
その他、緑豊かな約500メートルの「みどりのプロムナード」を、公園内には「パークセンター」を整備。南北区道などの周辺道路を美装化し、安全で快適な歩行者ネットワークを形成する。
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