路上駐車「経験ある」23% 過去10年で半減 やってしまう理由は?:8月9日は「駐車場(パーク)の日」
駐車場やレンタカーなどのサービスを手掛けるパーク24(東京都品川区)は、「路上駐車」に関するアンケート調査を行い、約7000人から回答を得た。「路上駐車が原因で危ないと思ったことがある」と答えた人は89%に上った。一方、路上駐車の経験があると答えた割合は23%で過去10年で半減していた。
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駐車場やレンタカーなどのサービスを手掛けるパーク24(東京都品川区)は、8月9日の「駐車場(パーク)の日」を前に、「路上駐車」に関するアンケート調査を行い、約7000人から回答を得た。「路上駐車が原因で危ないと思ったことがある」と答えた人は89%に上った。一方、路上駐車の経験があると答えた割合は23%で過去10年で半減していた。
同社は、路上駐車が引き起こすさまざまな社会問題について考えてほしいという狙いから、1998年に8月9日を「駐車場(パーク)の日」として記念日登録し、13年から毎年、ドライバーに意識調査を実施している。
最初に、「路上駐車が原因で危ないと思ったことはあるか」との質問に、89%が「ある」と答えた。アンケートを開始した13年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はなかった。
次に「2年以内に路上駐車をした経験があるか」との質問に、23%が「ある」と回答した。13年と比較すると22ポイント減少。路上駐車の経験者比率は減少傾向にあり、21年からは3割を下回っている。
路上駐車をした理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が58%で最多となった。次いで「近くに駐車場がなかったから」(25%)、「交通量が少なかったから」(6%)となった。
警察庁のまとめでは、駐車違反の取締り件数は年々減少傾向にあるものの、20年は100万件を超えている。駐車車両が原因となる交通事故は1582件で、38人の尊い命が失われている。路上駐車は、交通渋滞の要因となるほか、緊急車両の通行妨害にもなっており、ドライバーのモラルが求められている。
調査はタイムズクラブ会員を対象にインターネットで実施した。調査期間は2月16〜22日。有効回答数は6940人。
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