パワハラだと思う行為 3位「身体的特徴の指摘」、2位「異性への差別発言」、1位は?:BIGLOBEが500人に調査
BIGLOBEは「ハラスメントに関する調査」を実施した。パワハラ防止法により日本のパワハラは減ると思うかという質問では、「思わない」「どちらかというと思わない」の合計が58.6%と過半数に達した。パワハラが減らないと思う理由は「加害者がパワハラだと自覚しないから」が52.8%で最多になった。
仕事に役立つ調査データ:
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BIGLOBEは「ハラスメントに関する調査」を実施した。パワハラ防止法の対象範囲が4月から中小企業にも広がる中、「パワハラは減ると思うか」という質問では、「思わない」「どちらかというと思わない」の合計が58.6%と過半数に達した。パワハラが減らない理由は「加害者が自覚しないから」が52.8%で最多に。ハラスメントだと思う行為は、「性的な噂話を広げる発言」が71.4%で最多となった。
企業にパワハラの防止措置を義務付けるパワハラ防止法(労働施策総合推進法)は2020年6月に大企業を対象に施行。 今年4月からは中小企業にも適用となった。こうした中、全国の18歳以上〜50代の仕事に就く男女約500人に、パワハラに関する調査を実施した。
まず、「パワハラ防止法によりパワハラは減ると思うか」という質問では、「思う」「どちらかというと思う」を合わせた回答は41.4%、「思わない」「どちらかというと思わない」を合わせた回答は58.6%となった。
「パワハラは減ると思う/どちらかというと減ると思う」と回答した男女226人にその理由を聞いたところ、「罰則があるから」が50.4%で最多に。次いで「周りの目が厳しくなるから」(46.9%)、「社内の対策や体制が整備されるから」(33.2%)と続いた。
一方、「パワハラは減らないと思う/どちらかというと減らないと思う」と回答した男女320人に理由を聞いたところ、「加害者がパワハラだと自覚しないから」が52.8%で最多だった。次いで、「被害者が言い出しづらいから」(36.6%)、「罰則が甘いから」(27.5%)となった。
パワハラを含めた「ハラスメントだと思う行為」についての質問では、「性的な噂話を広げる発言」が71.4%で最多だった。2位は「異性に対する差別的な言葉」(68.7%)、3位は「外見や身体的特徴への発言」(66.7%)と続いた。
一方、「ハラスメントだと思わない」と回答した人が多かった行為では、「妊娠した女性に対し、体を心配する発言」(思わないと回答した人が34.2%)、「ちゃん付け・くん付け」(32.6%)、「歓迎会などの会社の飲み会に誘う」(27.1%)があがった。
調査は6月30日〜7月1日、全国の18歳以上〜50代の働く男女546人を対象にインターネットで実施した。
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