先生が選ぶ「同僚したい芸能人」 3位「武田鉄矢」、2位「天海祐希」、1位は?:ジブラルタ生命保険が調査(2/2 ページ)
ジブラルタ生命保険は、20〜69歳の教員2000人を対象に「教員の意識に関する調査2022」を実施した。「理想の校長先生」のイメージに合う芸能人を聞いたところ、1位は「武田鉄矢さん」(147人)が選ばれた。
教員あるあるは?
教員をしていて経験したことがあるもの・行ったことがあるものを聞いた。最も多かったのは「夏休みがあっていいねと言われる」(47.2%)、次いで「児童・生徒の珍回答に笑ってしまう」(44.9%)、「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」(41.6%)、「校区では慎重に行動する」(40.8%)、「大切なプリントを配り忘れて焦る」(33.0%)などが挙げられた。
性別では、女性では「字を見ただけでどの児童・生徒かわかる」が55.2%と、男性(28.0%)と比べて27.2ポイント高かった。年代別では、20代では「スーツでもスニーカーを履く」(42.8%)が他の年代と比べて特に高い特徴が見られた。
最も楽しみにしている学校行事は?
最も楽しみにしている学校行事を尋ねた。1位は「卒業式」(17.7%)、2位は「修学旅行」(14.0%)、3位は「運動会・体育祭」(13.8%)、4位は「文化祭・学園祭」(6.7%)、5位は「遠足」(5.9%)であった。
勤務先の学校種別では、小学校の教員では「運動会・体育祭」、中学校・高等学校・特別支援学校の教員では「卒業式」が1位だった。理由は、小学校の教員では「運動会・体育祭」は「子どもの成長が感じられるから」といった意見が多かった。
中学校・高等学校・特別支援学校の教員で1位だった「卒業式」は、「生徒の成長を一番感じる日だから」(中学校)、「3年間の集大成だから」(高等学校)、「子どもの最高の晴れ舞台だから」(特別支援学校)といった意見が挙がった。
ストレス発散のために行っているものは?
ストレス発散のために行っているものは、1位が「美味しいものを食べる」(41.6%)、2位は「ぐっすり眠る」(40.6%)、3位は「運動・スポーツをする」(32.6%)、4位は「旅行・ドライブをする」(32.3)、5位は「テレビを観る」(30.1%)だった。
性別では、女性1位は「美味しいものを食べる」が58.6%と、男性(24.6%)と比べ30ポイント以上高かった。また、女性で多かった「ぐっすり眠る」「買い物をする」「教員仲間に愚痴る」「家族に愚痴る」は全て、男性と比べて20ポイント以上高い結果となった。年代別では、20代では「YouTubeやTikTokを観る」(45.9%)が他の年代と比べて特に高く、好きな動画を観てリフレッシュすることが気分転換の方法の1つになっている20代の教員は多いようだ。
今回の調査は、20〜69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)を対象に、6月9〜19日にインターネットで行った。有効回答数は2000人(男女各1000人)。
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