山梨・富士緑の休暇村に「オートキャンプ場」 特徴は?:キャンプブームに対応
富士観光開発は、敷地内の一部をリニューアルして全16区画のオートサイトを新設し、「オートキャンプ場」の新規営業を開始した。コロナ禍のキャンプに特化した施設新設で集客につなげる。
宿泊施設「富士緑の休暇村」を運営する富士観光開発(山梨県富士河口湖町)は、敷地内の一部をリニューアルして全16区画のオートサイトを新設し、「オートキャンプ場」の新規営業を開始した。コロナ禍で人気のキャンプに特化した施設新設で集客につなげる。
「富士緑の休暇村」は、富士山北麓の鳴沢村という標高約1000mの豊かな自然の中に位置し、人工芝グラウンドや体育館、フットサルコート、セミナー室などを完備する富士五湖エリア最大規模のスポーツレクリエーション施設。東京・新宿から車で約90分、中央自動車道の河口湖ICから本栖湖方面に約15分とアクセスしやすい。
今回リニューアルして新設した「オートサイト」からは富士山を眺められ、夜は星空を満喫できる空間に仕上げた。サイトには乗用車やキャンピングカーの乗り入れも可能としている。
「富士緑の休暇村」の風呂や売店、コインランドリーなどの館内設備も利用できるようにしており、隣接する日帰り温泉施設の「富士眺望の湯ゆらり」も徒歩5分圏内に位置する。コンビニエンスストアや道の駅なるさわ、ショッピングモールも近くにあるので買い出しもしやすい好立地だ。ペットの同伴も可能としており、愛犬と一緒にキャンプを楽しむことができる。
周辺には「ロールグライダー」や「立体迷路」などのアトラクションが充実する「富士すばるランド」や、サマーゲレンデ、マウンテンバイク、マウンテンカート、トレッキングなど様々なアウトドアスポーツが楽しめる「ふじてんリゾート」などもあり、キャンプ場を拠点に連泊でも楽しめる環境となっている。
営業期間は11月30日まで、料金は基本利用料が1サイトで平日利用4400円、休前日は5500円、特別日は7700円。入場料は大人880円、小人(4歳〜小学生)660円、ペットの同伴は220円と設定している。
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