コラム
なぜ山善の「焼肉グリル」は25万台も売れたのか 開発のヒントが面白い:水曜日に「へえ」な話(4/4 ページ)
山善の「焼肉グリルシリーズ」が売れている。第1弾が登場したのは、2020年7月のこと。その後、第2弾、第3弾を投入し、22年7月現在で累計25万台を突破した。なぜホットプレートがこれほどウケているのだろうか。人気の秘密を取材したところ……。
気になる第4弾は
最後に、個人的に気になったことを2つ紹介する。第3弾「XGRILL PREMIUM」のサイズが大きいのである。幅515ミリ×奥行き290ミリ×高さ145ミリで、重さは4.9キログラム。それを箱に入れると、「うへ、大きいなあ。家のどこに置けばいいんだろう」というのが第一印象である。ま、大きく感じるかどうかは、個人差があるもの。邸宅に住んでいれば、このくらいのサイズを収納できるスペースはあるはずだ。
もう1つは、使用後の掃除が面倒であること。プレート、遮熱板、フィルター、水トレーなど、とにかくパーツが多い。バラバラになるので手入れはしやすいものの、プレートは重く、遮熱板は大きい。しかも、油を落とさなければいけないので、どうしても時間がかかってしまう。この2つについては、同社も課題に感じているようで、第4弾でできるだけ解決していくそうだ。
サイズはどのくらいになるのか? パーツの数は減るのか? 発売日はいつごろなのか? 価格はいくらなのか?
矢継ぎ早に質問したものの、“煙”に巻かれてしまった。「もくもく」が晴れるまで、もう少し待つしかないようだ。
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