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マイナカード申請期限が12月末まで延長 マイナポイント申し込み促す
総務省はマイナポイント第2弾の付与対象となるマイナンバーカードの申請期限を、12月末までに延長した。従来は9月末だった。
総務省はマイナポイント第2弾の付与対象となるマイナンバーカードの申請期限を、12月末までに延長した。従来は9月末だった。申請期限を延長することで、申請を促す考えだ。
マイナポイント第2弾では、マイナンバーカードの取得で5000円分のポイントを付与し、健康保険証として利用できる登録を行うことで7500円分、公金受取口座の登録で7500円分、合計で2万円分のポイントを付与する。期間は2023年2月までだが、9月までにマイナンバーカードを申請することが条件となっていた。
8月末時点でのマイナンバーカード交付枚数は5966万827枚。人口に対する普及率は47.4%にとどまる。マイナポイント第2弾が始まった6月30日時点では普及率は44.7%だった。最大2万円のポイント付与を武器に、2カ月間で2.7ポイント上昇したが、政府が目指す23年3月末までに「ほぼすべての国民」への発行には程遠い。
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