スーパーで「スキンケア用品・化粧品」を買う人は減少傾向 1万人調査:マイボイスコム調べ
化粧品に関する大規模なアンケート調査を実施。スーパーでスキンケア用品や化粧品を買う人は減少傾向にある。どこで買うケースが増えているのか?
スキンケア用品・化粧品の購入場所1位は「ドラッグストア」(63.3%)――そんな結果がリサーチ業務を手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「化粧品に関するアンケート調査(第7回)」で分かった。
2位は「インターネット通販」(33.3%)、3位は「スーパー」(16.5%)という結果に。過去に実施した同様の調査と比較すると、スーパーで化粧品を買うと回答する人は減少傾向にある。一方、ドラッグストアは増え続けている。
使用しているスキンケア用品・化粧品を尋ねた。すると、1位は「洗顔料」(57.0%)、2位は「化粧水、ローション」(42.5%)、3位は「メーク落とし」(28.3%)という結果に。
スキンケア用品・化粧品の情報源については、「店頭のPOP」(24.8%)、「テレビCM」(23.0%)、「製品のパッケージ」(20.2%)がトップ3だった。「Twitter、インスタグラム、YouTubeなど」は女性若年層で比率が高かった。特に、女性10・20代ではトップだった。
コロナ禍でスキンケア用品や化粧品に関してどのような変化が起きたのか尋ねると、「外で会合する機会がほぼなくなったことで、意識がかなり薄まったと実感してる」(男性28歳)、「外に出ない日は髭をそらなくなったので、シェービング用品の消費量は減った」(男性45歳)、「マスクのせいで肌が荒れるようになったので、保湿に気をつけたりスキンケア用品を敏感肌用にしたりした」(女性27歳)、「マスクによるメーク崩れが気になりだし、仕上げ用パウダーを買うようになった」(女性35歳)といったコメントが寄せられた。
今回の調査は、MyVoiceのアンケートモニターを対象にインターネット上で実施した。調査時期は8月1〜5日で、回答者数は1万73人。
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