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HIS、気球型宇宙船「ネプチューン」の販売権を取得 1人12万5000ドル:販売開始は年内
エイチ・アイ・エスは、米国の宇宙ベンチャー企業Space Perspectiveと提携し、気球型宇宙船「Spaceship Neptune(スペースシップ・ネプチューン)」の日本およびカナダでの販売権契約を締結したと発表した。
エイチ・アイ・エスは9月26日、米国の宇宙ベンチャー企業Space Perspective(スペース・パースペクティブ)と提携し、気球型宇宙船「Spaceship Neptune(スペースシップ・ネプチューン)」の日本およびカナダでの販売権契約を締結したと発表した。
スペース・パースペクティブは宇宙飛行体験を2024年後半より始める計画で、販売開始は年内を予定。費用は1人12万5000米ドル。
高度約30キロの宇宙の入り口までの旅は無重力にはならないため、参加者の事前トレーニングや年齢制限、体重制限などはなく、誰でも参加が可能。船内では自由に移動でき、上空では軽食の提供も予定している。フロリダのケネディ宇宙センターか同地域の他の宇宙港から離陸し、約6時間飛行する。
スペースシップ・ネプチューンは再生可能な水素により推進され、時速12マイルで2時間かけて宇宙の入り口まで上昇。高度30キロを2時間飛行し、その後、再び2時間かけて降下し海に着水する。着水地点には船が待機しており、乗客と船体を乗せて岸に上陸した時点で旅行体験は終了となる。
搭乗最大人数は8人、パイロット1人。船内では、ライブストリーミングを可能にする通信デバイスとWi-Fi環境も提供する。
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